サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

ハーランドへの侮辱的な言葉

2020-05-18 10:09:54 | 日記

土曜日のルールダービーマッチ、ドルトムント対シャルケで、シャルケのDFジャン=クレール・トディボがハーランドに対して、侮辱的な言葉を発したということで制裁を受ける可能性が出てきた。トディボはフランス人でハーランドはノルウエー人だから、共通言語としてドイツ語での侮辱言葉を使ったのだと思う。あるいは英語か。

 

まあとにかくハーランドと彼の祖母に対する侮辱言葉ということだが、お前の母ちゃんでべそをもっとひどくした言い方なんだろう。この類の侮辱フレーズはイタリアのサッカー選手がよく使う。有名な事件は2006年ドイツWC決勝、フランス対イタリアでのマテラッツィのジダンへの暴言だろう。

 

マテラッツィは最初は否定していたが、後日白状した。暴言とは「お前の姉妹の売春婦のほうがいい」というひどいものだった。とかくヨーロッパの侮辱フレーズは家族を売春婦に例えることが多い。卑猥でもあるし、悪質な内容である。

 

英語でよくいうフレーズは、You are son of a bitchが多い。くそったれのもっと強い表現である。あるいはFucking hellだろう。これらは家族を売春婦にたとえるよりはまだましだ。もっと直接的には黒人選手への人種差別用語もある。

 

日本ではこの類の侮辱フレーズをスポーツ選手が使うことはまずないだろう。以前、大久保と宇佐美が接触プレーでやりあって、大久保が「ゴールをきめてから文句言えよ。代表なんだろう」と怒鳴りつけたことがあった。その当時宇佐美は代表に呼ばれていて、呼ばれていない大久保はひがみもあったのだろう。「お前の母ちゃんでべそ」とでも言えば、面白かったかも知れない。

 


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