サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

G組 イングランドvベルギー、パナマvチュニジア

2018-06-29 10:54:22 | 日記
イングランドvベルギーはそれぞれスタメンを大幅に変更してあまり知らない選手ばかりが出ていた。主力を温存することが目的だけの試合だった。1位でも2位でもどちらでも構わない。しかし今後の対戦相手を考えれば2位に入りたいというのが本音だろう。しかしそうするとラウンド16でコロンビアとあたる。できれば日本とあたりたいというのがあり、勝っても負けても痛しかゆしという複雑な試合である。


それが試合にも如実に出ていた。もちろん選手は出るからには勝ちたいだろう。しかしSBSのフォスター氏の感想はNot game of real feelingというものでやる気が感じられない試合ということだった。


51分にヤヌザイのゴールでベルギーが先制。直後のマルチネス監督の表情は複雑そうで喜んでいなかった。ゴールをあげても監督が祝福してくれないとは選手も困惑だろう。それに怪我人が出ない限り、今後この試合の先発して選手の起用はほとんどないだろう。だから余計に複雑。


ベルギーが1-0で勝ち切り、日本の相手はベルギーと決まった。今日の控え中心のベルギーでもパワーがあり強そうなのにルカク、アザールなんかが出てくれば日本の勝ち目はほとんどないだろうね。せっかくラウンド16まで来たのだから、持ってる西野でラッキーな勝ちを拾いたい。



消化試合のパナマvチュニジアは前半にパナマがシュートが相手のDFにあたり軌道が変わりオウンゴールで先制。しかし後半に地力優るチュニジアが2点いれて逆転勝ち。初出場のパナマは3連敗、5回目の出場のチュニジアはまたしても1次リーグ敗退で終わった。


日本は6回目の出場で3回目のラウンド16進出だから記録的にはまあまあだといえるし、アジア勢では初の3回目である。これは誇らしい数字だ。

H組 第3節 日本vポーランド 西野さんのバクチは大失敗、薄氷の決勝T進出

2018-06-29 01:59:44 | 日記
セネガル戦からスタメンを6人も変えてきたのは驚いた。ここまでギャンブルする必要はあったのだろうか。酒井高徳の右サイド、山口のボランチには不安いっぱい。


前半はシュートも多かったし、ポーランドの出来がわるかったのでゴールがなかったという点を除けばまあまあだった。前半で先制できていればたとえ同点にされたとしてももっと楽に勝てたはず。


テレビの解説もできの悪い日本と言われていたし、誰が見ても日本の攻撃は機能していないのは明らか。後半になるとポーランドのカウンターをくらいやすくなり、山口の与えたFKから失点。最悪である。


後半にはゴールのにおいがまったくしなかったし、失点のにおいぷんぷん。レヴァンドフスキが決めてくれなかったので追加点を防ぎなんとか0-1で負けた。変な表現である。裏試合のコロンビアvセネガルでコロンビアが1-0で勝ってくれてコロンビアが助けてくれた。


セネガルと得失点差も同じになりイエローカードの差で2位になるという史上初の方法で決勝Tに進んだ。最後の10分間は時間稼ぎに徹底したがあの間にセネガルが同点に追いついたら笑えなかった。


第2節終了時点で決勝Tに進めていないのに第3節に大幅にメンバーを代えたのはなかった。メンバー変更が多かったのはクロアチアくらい。そもそもクロアチアはすでに決勝T進出を決めていた。勝負をかけるためには第2節と同じスタメンにすべきだったはず。


西野監督はなんだかんだといって決勝Tを決めたが第3節の重要な試合でここまでギャンブルするのは誰にも理解できないだろう。攻撃の4人を温存してこれでラウンド16を勝てたらそれで成功ということになる。しかし相手はベルギーかイングランドだから今日のような試合を見せられると勝てる気がしない。


まあとにもかくにもコロンビアには感謝したい。第1節に負けてくれて第3節には助けてくれた。ぺケルマン監督、本当にありがとう。