サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

暑苦しい男、ブッフォン

2018-04-12 12:49:52 | 日記
CLのQFレアルマドリードvユベントスはバルサvローマのミラーゲームのようになるところだった。後半ATまで2試合合計で3-3となり、このまま延長戦となるはずだったが、レアルのバスケスがシュート態勢に入ったことろをユーべのDFのベナティアに後ろから倒されてしまいPKを取られた。

PKでもPKでなくてもどちらでもいいように見えたが、シュート態勢に入ろうとした場面だったからPKになっても仕方がない。あれが中盤のプレーだったらファールにならないかも知れない。


このプレーがPKになるかどうかで試合が決まる。ブッフォンとユーべの選手は猛抗議。しかしVARでもない限りいくら講義しても判定は覆らない。ブッフォンはしつように抗議して一発レッドをくらった。実に暑い、暑苦しい男である。


試合後のインタビューでまだ不満を述べていたが、CR7があいさつに来て二人でハグしていた。このあたりが暑苦しさの中にも礼儀をわきまえている男だ。


ブッフォンのプレーの中で最も印象に残っているのは、2014年WCでイタリアvイングランドだったか忘れたが、後半ATにイタリアがピンチになったが、相手のシュートがはずれてボールがブッフォンの前にこぼれた。ソフトななんでもない転がり方だったが、ブッフォンは大切に自分の娘を抱きしめるようなボールをしっかりと抱えてセーブして、一瞬「よっしゃ」というような雄たけびをあげた。


実に絵になる男である。イタリア人はトッテイ、ブッフォンといい、彼らのプレーを見ているだけで絵になる。