サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

東アジアカップ 日本v中国

2015-08-10 00:10:10 | 日記
メンバーをいじっての第3戦だが、相変わらずの永井の先発。他に選手がいないのだろうか。1-1で引き分けたが丁寧にパスをつないでいれば勝てていたと思う。

この試合は比較的サイドからの崩しが多かった。実際左からの崩しで武藤の同点ゴールにつながった。しかし縦パスが全く機能していなかった。

山口あたりから前に縦パスを出す。それを受けた川又が戻す。楔になるわけだ。本来ならば川又からの楔の戻しパスを受けた選手がまた前に出して、フリーでシュートチャンスを作り出す狙いだがそれが全くできない。

川又からの戻しパスが長すぎてかつ強すぎて、また縦パスを出した選手に戻るかサイドに散らしてしまう。一体何のために縦パスを出しているのか意味がない。そういうシーンが試合全体で10回以上あった。

要はこの試合のメンバーでの連係というか、戦術が統一されていないように見えた。ボールをどこに出して、それをどう散らしてチャンスを作り出すかという決め事が見受けられない。

ボールを持つ時間が長かったためか、一旦カウンターをくらうとPA近くまで持ち込まれてしまう。不安定な守備である。

この大会での唯一の収穫は2ゴールをあげた武藤のメドがたったということだけか。宇佐美、永井は4-2-3-1のサイドハーフにすると守備に負われてだめ。宇佐美はやっぱり守備免除にしなければだめか。