サッカールーの何でもござれ

サッカーとオーストラリアに関するサッカールーのエッセイです

敗戦

2009-06-17 22:07:08 | Weblog
前半は日本が押していたし、実際先制点も取れた。しかし後半はパス回しが雑になり、結局逆転負け。収穫としてはオーストラリアから唯一得点できたということか。勝っても負けても意味のない消化試合だったが、はっきりしたことが3つある。

①松井は代表では機能しない。
ドリブルで突っかかるのはいいが、シュートまでいけず最後にボールを取られる。取られる前にパスするなりの工夫が全くない。

②阿部のCBは使えない。
阿部はGK以外はどのポジションでもこなせると言われた選手だが、もうピークを過ぎてしまったのか、カタール戦のボランチもひどかったし、今日のCBでもマークできていなかった。ツーリオがケネデイに着かざるを得ないので、阿部が振り切られるとそれで失点。もったいない。

③中澤の穴は大きい。
あらためて中澤の存在の大きさが分かった。もっとも今日の試合に出ていたとしても、カタール戦のような雑なプレーをしていた可能性もあった。調子が悪そうだ。

一番の疑問点は守備に不安がある阿部を使ったことだ。山口なり槇野を使うべきだったろう。ツーリオと中澤のどちらかが欠けることはありえるし、第2、第3のCB、それも若い選手を準備すべきだろう。勝負にこだわる必要がなかったわけだから、今日はぜひ槇野を試してほしかった。

中村俊輔、遠藤、長谷部、中澤がいなかったとはいえ、セットプレーからの2失点の逆転負けは悔しい。これでWCベスト4はますます物笑いの種にされやすくなった。

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