私の頭の中の消しゴム

　詳しい情報はこちらをどうぞ。

　韓国映画についてよく思うことがあるのですが・・・。

　題名、おかしくねぇ？

　なんていうか・・・日本語が変。

　この映画の題名だって、「の」を多用しすぎだ！！もうちょっと題名をなんとかしろ～っていつも思います。今度、イ・ヨンエが主演する映画も「親切な○○さん」とかおーかーしーいって。
　
　あと、「僕の彼女を紹介します」とか「彼女を信じないでください」とか・・・題名というより、文章じゃん。洋画でもタイトルおかしいときありますけどね～。確かに原題だと意味がわかんなくて、映画のインパクトが薄まっちゃう題名もありますけど、それならそれで、シャレた邦題にしてほしいです。

　さて、どうでもいい文句はこの辺にして、映画の感想を少し。

　この映画は日本で昔やっていた『ピュア・ソウル』がベースになってるみたいですね。私は観たことありませんけど、一緒に見た友達は観てて、知ってました。細かいところは違えど、大まかなところで内容は同じだったようです。

　この映画の主演、チョン・ウソンはかっこいいですねまぁまぁ好みです。でも、ちょっと前にやってた『ＭＵＳＡー武士』みたいに、武骨な役の方が似合ってるような気がします。ちょいアクション系入ってるぐらいの、ハードな役どころの方がいい感じかも。

　今回の最大の見せ場、泣きのシーンでは、なんていうか・・・演技が過剰すぎる気がしたのは私だけでしょうかなんか自然じゃない気がした・・・。女の人はすごく自然だったけど・・・。主役の女優さんは『ラブストーリー』に出てたあの人ですね！『4月の雪』にも出てたか。チェ・ジウより好きです。
　すごく綺麗で可愛いのですが、どっかちょっと垢抜けしてないところを感じちゃいます。でも、そういうところが持ち味なのかもしれませんけど・・・。

　主役の女の人が、若年性アルツハイマーでどんどん記憶がなくなってちゃうんですね。恐ろしい病気です。本人が、というよりは、忘れられていく周りの人達がとても気の毒な病気です。全部記憶をなくすってどんな感じなんだろう・・・。想像できない。しかも、記憶をなくして死んじゃうって、どういう状況なんだろう？ある意味、本人的には心残りがなくて幸せなのかな？

　私も物忘れが激しいので、もしかしたら早くボケがくるかもしれません。めっちゃ可能性大です

　2人が出会って、幸せな家庭を築いて、それから発病して・・・とストーリーの流れは理解できるのですが、なんかその他のエピソードを詰め込みすぎてるような気がしないでもなかったです。主役の男の母親の話なんか、あっさり流されてたし。師匠もなんか母親のことを説明するために出てきたみたいな感じだしねぇ。もうちょっとシンプルな流れでも良いように思います。

　観終わった後、友達が「いい映画だったね～。もう泣けて泣けて・・・。」といっていましたが、私はちょっと首をかしげるかな？たしかに「良い」話だけど、それだけで満足できなかったなぁ。私は全然泣けなかったし。

　この映画では泣けませんでしたが、『日本昔話』を観て大泣きしている自分がいました。泣き所は人それぞれですね～。