親指さがし

　作者は山田悠介さんです。この方、お若いんですね。プロフィールみてびっくりしちゃいました。

　この小説は、映画公開間近ですが、先走って原作を読んでみました。出演者に松山ケンイチ君がいるからさ～、気になっちゃったわけですよ。果たして、松山君は誰役をやるんでしょうか？私の予想では、智彦君かな～。あえて、映画のＨＰはきちんと観ないでおこう。映画観終わったら、みよ～っと。

　簡単に内容を。小学生の仲良し5人組が「親指さがし」という遊びをします。まぁ、いわゆるこっ○りさんみたいなものです。昔はやったよな～、ああいう遊び。今の小学生はどうなんでしょうか？私の時代はかなりブームでしたよ。やっぱり、作者の方が、私とほぼ同年代だからかな～。流行も似てるのかな。

　んで、お決まりですが、このゲームをやって、ルール違反をした子が行方不明になってしまいます。その後、残された4人は、心のわだかまりを残しながらも、20歳を迎えようとします。そのけじめに、行方不明になった子やゲームの謎について調べようとしますが、その時から、恐ろしい出来事が身の回りで次々におき始めます。

　結構、読んでてゾクゾクします。普通に幽霊（？）とか出てきます。どうにもならないところが怖いですね。太刀打ちできないもん。
　読みやすくて、どんどん読めます。いつも、読むのに時間かかるんですけど、あっという間に読んでしまいました。最初はゆっくりと、そしてラストは最加速していきます。途中、呪われた屋敷を探索する場面があるのですが、かなりドキドキものですよ。怖いけど、次が知りたくて、ページをめくる手がとまりませんでした。

　映画ではかなり怖いことになるかも・・・。どうしよう・・・。見に行こうかどうか悩み中です。ああ・・・でも松山君は見たい。お口がきゃわゆいからｖｖ

　

　そして、『親指さがし』を読む前に読んだ本がコレです。言わずとしれた、超有名な作品、『時をかける少女』です。作者は筒井康彦さん。最近観た『時をかける少女』がかなり良くて、気になって読んでみました。
　映画よりも前の世代の話ですね。映画とはかなり違いましたが、最後、未来に帰ってしまうという設定は同じでした。「いつか出会える」と誓いあう、淡い恋模様が切なかったです・・・。映画のはもっと切なかった・・・。やっぱり、世代が違うからかな。映画版の方が、私の中には染み入りました。

　あとがきを読んで驚きましたが、過去に何回も、この『時をかける少女』がベースとなった作品が公開されてるんですね。まさに不朽の名作です。

　その他、いくつか短編が入ってました。どれも、時間に関係ある作品で面白く読めました。どっちかっていうと、中高生向きな内容ですね。

　今は、時代物を読んでます！『銀魂』の影響で新撰組（真撰組？）に興味がわいてきたので、新撰組関係のものです。土方さんが主役！！いやいや、漫画の方と比べてみると面白そうです。

やな感じ

　最近、ついてないというか、人間関係があまりうまくいってない気がします。

　昨日も会社でちょっとしたごたごたがあって、凹んだし、今日は今日でなんだかすっきりしない出来事がありました。

　今日、花火があるので、前々から友達と仕事が休みだったら行きたいね～みたいな話をしてたんです。日曜日は私は休みなので、その友達次第だったのですが、前日になっても連絡が来ません。
　仕方ないので、私の方から、「明日どうするの？」みたいなメールを送ったのですが、いっこうに返事がきません。

　当日になっても返事がこなくて、別に予定も入れていなかったので、家でずーーっとゴロゴロしてました。なんだかとても無駄な時間を過ごしているような気がしないでもなかったのですが・・・。

　夜になって、遠くで花火の鳴る音を聞きながら、なんで返事が来ないのか考えてました。花火は私が言い出したことじゃなくて、友達の方からしつこく言ってたのに・・・。仕事なら仕事で早くメールの返事が欲しいのに・・・。

　で、先ほど、メールが来ました。「今日の返事しなくてごめんね。今度、償いをするね。」って・・・。なに？償いって？別に早く返事すればよかっただけのことなのに、償いってどういう意味？
　うすうす予感はしてましたが、違う友達、もしくは男と行った可能性大ですね。私に話すと、自分から誘った体裁があるので、話しづらかったんでしょう。それで、事後報告みたいな感じにしたかったんだと思います。

　でも、私としては、早く返事してほしかったです。別にそれほど行きたかったわけでもないから、変に嘘をついてごまかされる方が悲しいです。
　そういうこと、されたら嫌だってわからないのかな？自分だったら、行く前に事情を話すと思うけどな。なんか後から報告するって、ずるい気がするし、相手に対してもっと不快な気分を与えると思います。

　その子に対して、ちょっと不信感というか、嫌な感情を抱いてしまいました。悲しいです。嘘つかれるのって嫌なんだよ、ホント。凹む・・・。だから、自分も友達には嘘つかないようにしてるんだけどな・・・ホント、悲しいよ・・・。

　ふぅ・・・こんな気分で一日を終えるのも・・・なんか・・・はぁ・・・。

　明日からまた仕事だってのに、一週間のスタートが悲しいものになりそうです。メールの返事どうしよう・・・。したくないな。