オールド・ボーイ＆キャット・ウーマン

　先週見た映画です。早く感想を書こうと思っていたのですが、なんだかんだでこんなに日々が過ぎていました・・・。今となっては、記憶が薄れがちなのですが、とりあえず書いてみます。

　まずは、『オールド・ボーイ』から。年齢制限ありの映画です。Ｒ－１５・・・確かにこれは小さい子が観たらショックですね。っていうか、あんまり観ちゃだめっぽい、内容からして・・・。思いっきりネタバレの感想なので、ご注意を・・・。

　韓国って家族を大切にするイメージがとても強いのですが、そういう韓国の人がこの映画を観たら、かなりショックなんではないでしょうか？日本でも近親相姦はかなりタブーですが、韓国では強烈そう・・・。最後の主人公の反応やら行動がそれを裏付けているんではないでしょうか？

　そのほかにも、暴力シーンや、性描写が結構激しかったですね。思ったんですけど、年齢制限がＲ以上の映画は大体、おっぱい丸見えですね。韓国映画であんまり女の人の裸を見たことがなかったから、ちょっとびっくりしました。んで、Ｒ１８になってくると、男もぼかしなしで脱ぎだすって傾向が強いと思います。前、Ｒ１５で男の人が脱ぐシーンがあって、モザイクだらけで何がなんだかわかりませんでした・・・。別に観たいわけじゃないですけどね。

　さて、内容・・・。突然、１５年間監禁された男が、現社会にほおりだされます。男は何故自分が監禁されたのか、答えを求め、そして、復讐を誓います。簡単に言ってしまえばこんな感じです。しかし・・・その答えっていうのが、なかなか気の毒なものでしたね・・・。閉じ込められたおじさんに同情してしまいました。でも、あの犯人もちょっと可哀相・・・思えば彼も１５年間監禁されている男だけのために１５年間費やしてきたんだから・・・。最初は単に狂った奴だなぁ、と思ってたけど、だんだん切なくなってきました。

　韓国映画はパワーがありますね。ＣＧとか特殊効果はあまり使ってないけど、生々しさが伝わってきます。俳優さんも美男ではないけど、すごく味があります。最初の腑抜けた姿と同一人物とは思えません。女優さんもすごく綺麗ってわけじゃなくて、ちょっと崩れたところがあるけど、それが良い風に生かされてました。

　目を伏せちゃうシーンも多かったけど、面白かったです。

　次は『キャット・ウーマン』内容ははっきりいって、使い古しの感じがしました。悪い奴がいて、そいつを倒す・・・みたいな。注目はハル・ベリーの美しさですね。ナチュラル・ビューティーのハル・ベリーと人工くさいシャロン・ストーン・・・。勝者は前者ですが、後者もその年でそんだけ綺麗だったら文句ないでしょ。人間の欲望って怖いですね。

　今まで主人公を虐げてきた奴らをボコボコにするシーンはスカッとしますが、全体の満足度としてはイマイチかな・・・。

　実は、昨日もう一本『パニッシャー』を観たのですが、その感想はまた後で・・・。今からエステです。二回目・・・ワクワク・・・。寝ちゃうかな。