【6月4日（土）長野県・硫黄岳（2742ｍ）】
コースタイム
自宅発6:30～登山口発 8:45 ～硫黄岳山頂 着11:20 発12:00～硫黄岳山荘着 14:20
6月第1週の日曜日といえば・・・
ハイっ
八ヶ岳開山祭
今年も山友達のＭちゃんからお誘いが来た。
しかも今回は、「どこかの山小屋に一泊して、前夜祭なるものに参加してみたくない？」
などという誘惑メール
思えば過去4回
開山祭に参加しているけれど、前夜祭には参加したことがなかった。
うわさによると、お酒が飲み放題だとか、、、お料理も超豪華だとか。
おもしろそうではありませんか。
二つ返事で即山小屋に予約の電話を入れた。
そして土曜日。
ちょっと前の予報では曇りだったのに、いつの間にやら晴れマーク。
わたしたち二人がそろえば晴れは間違いない
最強の晴れオンナコンビなのだ
初日の目的地は硫黄岳なので、余裕の出発。
美濃戸口でおじさんに2000万両払い、9時ごろ出発。
駐車場はほぼ満車だった。
赤岳鉱泉目指して北沢を歩く。
あんなにたくさん停まっていた車の持ち主はどこへ行ってしまったのか
ほとんど人に会わない静かな登山道。
と思ったら、大学生らしきパーティに追いついた。
ワンゲルだろうか。
昨今のおしゃれな山ブームで、
学生の山岳部やワンゲル部員が増えたと聞くけれど、
残念ながらrommyの大学のワンゲル部はそれを待たずして
数年前につぶれてしまった。
無くすのはカンタン、
また立ち上げるのは難しい。
どうか廃部だけは避けたかったけれど、仕方が無いね。
さわやかな彼らを見て、楽しかった青春時代を思い出す。
（あ、今も青春してますよ
）
茶色の沢沿いを歩くと、前方に大同心が見えてきた。
もうお馴染みの風景。
八ヶ岳に足を踏み入れていることを実感するとき。
岩肌にほとんど雪は見えない。
ただ、赤岳鉱泉だけは例外。
冬場のアイスクライミングの残骸が悲しげに佇んでいた。
軽くおやつを取り、次の目的地。
赤岩の頭を目指す。
阿弥陀岳が大きく見えてきた。 1年ぶりの再会に心が躍る。 Ｍちゃんと言葉少なく空を見上げていると、あることに気がついた。 「ねぇ、赤岳の上に虹が見えない？」 写真ではわかりにくいけれど、確かに。 赤岳から上に向かって垂直に伸びている雲の先端に虹が見える。
じつはこの山行。
赤岳の開山祭が縁で結婚したＭちゃんのお礼参りも兼ねている。
赤岳も祝福してくれているようで嬉しい
九十九折をぐんぐん進むと、赤岩の頭に到着。
12時をとうに過ぎていてお腹が空いていたけれど、
ココで食べたい！と我慢してきたのでよけいに嬉しい。
ココはrommyお気に入りの場所。
桜平から硫黄岳に登りに来るときも、すごく楽しみにしている。
ココから見える赤岳、中岳、阿弥陀岳の姿がものすごくかっこいいのだ。
ね、ね。
阿弥陀岳の右肩にぽこんと甲斐駒ケ岳の魔利支点が見えるだろうか。
そして赤岳の左肩には、赤岳展望荘が見える。
明日は横岳から赤岳へぐるりっぷするのだもんね。
稜線を見ているだけで、自分が今まさにそこを歩いているかのような錯覚。
心躍る感覚。
ここに来ることができて嬉しい、という感情。ただそれだけ。
特等席をゲットして、ランチタイム。
さすが主婦のＭちゃん、（イヤ、rommyもだけど）ゆで卵ときゅうりの浅漬けがめちゃくちゃ美味しい。
ボリボリ、というきゅうりをかじる音が心地よくあたりに響く。
赤岩の頭から硫黄岳は、もう目と鼻の先。
風が吹き抜けるただっぴろい山頂。
ちょっぴり汗を掻いた体に心地よい。
しかし、そのあとそんな風のイタズラがっ。
噴火口を覗き込んでいると、後ろから風が吹き、
あろうことがrommyの帽子をさらっていってしまったのだ。
あ・・・
と思ったときには、もう崖の下。
もうこれ以上は近づけない・・・。
さようなら、私の帽子。
あなたといろんな所に行ったよね。
楽しかったよ、ありがとう。
去ってしまったものは仕方が無い。
また新しいパートナーを探すだけ。
しかし、帽子を剥ぎ取られ、紫外線をバシバシ受けながら歩くのはヒジョウ～に危険！
あぁ。。。明日はどうしよう！
こうなりゃ早く小屋に行かなくちゃ！
硫黄岳山荘では予約をしたおかげか、個室に案内され、
ほかに女性の方がいたけれど、快適に過ごすことができた。
前夜祭でフルートとピアノ、そして名物テノール歌手の方の演奏を堪能した後は
待ってました！の夕飯。
山菜のてんぷらが・・・てんこもり。
夕飯の後は、前夜祭第2部に突入
ワインも日本酒も飲み放題でほろ酔い気分で大合唱～♪
「こんなに大きな声出して歌ったのって久しぶり～」
ってＭちゃん、とっても気持ちよさそうに歌ってる
それは私もおんなじ。老いも若きも今、この瞬間を楽しんでるっ
いいね～こういうの、大好き
前夜祭でなければ味わえない、山好きが集まってともに夏山シーズン到来を祝う。
誘ってくれたＭちゃんに感謝！です。
そして、夕焼け。
こんなにのんびりと見たのは久しぶりだなぁ。
ここでは、贅沢なほど時がゆっくりと流れていく。
さぁ、明日は赤岳だ。
同室の方たちとお話をしていたら、いつの間にやら深い眠りについていた。
あした、天気になぁれ
Vol.2へ続く
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野暮用続きの6月、ツクモグサ・ホテイラン
思いは巡りましすが、届きません
亡父は毎年出かけていたようなのでレポ読ませて頂き来年はと思った次第です
八ヶ岳の個性的な山小屋たち・・・。
いつか泊まってみたいリストに入っていますが、
硫黄岳山荘はまだこれからです。
前夜祭も行ってみたいのに未体験です。
Ｍちゃんという方は、
３年前の開山祭の時のメンバーでしたか？
もしそうなら私は見ていますね、
もう顔は憶えていませんが（笑）。
結局、八ヶ岳ピンバッジは
第４３回～第５４回で止まっていますが、
その代わり、マスターズ水泳大会のピンパッジが
２個増えました（第２７回、第２８回）。
あとスキー検定２級とね（笑）。
私のブログＵＲＬ、表示されていますか？
写真を見ているだけで、私まで
テンション↑↑な感じです♪
硫黄岳、今年こそ登ってみたい！
山好きが集まってともに夏山シーズン到来を
祝う前夜祭・・・楽しそう☆
毎年６月の第１週の日曜なんですか！？
覚えておきます (^^ゞ
今回、お誘い頂いたのに行けなかったのでとても残念
一度は、行ってみたい赤岳の開山祭。
レポの写真を見て、天気もよく更に行けなかったことが悔やまれます。
来年も行くのかなぁ？
ぜひ、来年はご一緒したいです♪
（来年の予定に書き込んでおきます）
続きのレポも楽しみにしてま～す
ホテイランもツクモグサも元気に咲いていました。
6月の声を聞くと、開山祭・・・と体にインプットされているため、
こればかりは欠かせません。
是非来年！！
小屋に泊まっての前夜祭もステキでした♪
硫黄岳山荘、とってもよかったですよ～
開山祭の日と水泳の大会がちょうど重なってしまうんですね
Ｍちゃんとはずっと（ほとんど）一緒に参加しているので、
3年間のときも一緒だったと思いますよ！
水泳・・・私はかなづちなのでうらやましいです・・・
ブログ、リンクされていました。
水泳の話題がいっぱい。
またゆっくり拝見します♪
この日は久しぶりの青空で、かっこいい赤岳、阿弥陀岳がお出迎えしてくれました！！
八ヶ岳の開山祭は、北八つ、南八つとも6月の第1週日曜日なんですよ。
私は毎年これが終わると、夏山のシーズンがいよいよ始まるっていう気がして、
一つの区切りの行事になってます。
来年はaiさんも是非！！
そっか、赤岳には一緒に登ったことあったけど、
開山祭はなかったんだよね。
あれだけの人が山頂に集って、
今年一年の山の安全を祈る・・・
とっても不思議な感じです。
きっと来年も行くよ
来年こそは是非！
その前に今年の夏山もよろしくね。
これからは、登山するにはとてもよい季節ですね！
い～～っぱい、きれいな景色を見て、幸せ感じてくださいね～～
梅雨の晴れ間でほんとに良いお天気で気持ちよかったですよ。
山に登ると、ココロが浄化されて軽くなります。
もう山は私の生活の一部です。
完全に病気ですね・・・(^^;