穏やかに晴れた初春のある日 葦原のオオジュリンに会えました。
渡り前になると食べることに熱中して 人への警戒心が薄らぐようです。
じっと静かに立っていると すぐ近くの葦にも止まってくれます。
渡り前になると食べることに熱中して 人への警戒心が薄らぐようです。
じっと静かに立っていると すぐ近くの葦にも止まってくれます。
茎の中のカイガラムシだけでなく葦の穂もむしって食べます。
数羽のオオジュリンの中に風変わりな顔の一羽を見つけました。
一枚目の写真もその個体です。
近くからでも黒い目が見えにくいので、最初は目に傷があるのか?と思いましたが
よくよく観察すると、かさぶたのように見えたのは、ふさふさ伸びた「眉毛」です。
飼育されて長生きした文鳥~10歳近く~などは、人間と同じように耳や眉の羽が伸びてくる個体がいます。
厳しい自然界で生きる野鳥は長生きすることが難しく、過去に このような個体を見た記憶がありません。
いったいこのオオジュリンは何歳なのか? かなり長生きしているのではないだろうか?
あれこれ考えている間にも「ご長寿オオジュリン」は折れて地上に落ちた穂を食べ始めました。
風でゆらゆら揺れる穂に止まるより 落ちた穂をむしる方がゆっくり楽々と食べられます。
そんな行動からも長生きしているものの知恵を感じさせる「ご長寿オオジュリン」でした。
⇩ こちらは普通のオオジュリンです。
オオジュリン(大寿林)Reed bunting 全長約16cm
スズメ目ホオジロ科ホオジロ属
◆サントリー愛鳥活動 オオジュリン
https://www.suntory.co.jp/eco/birds/encyclopedia/detail/4633.html
三寒四温 先日までの春の陽気が一転 寒の戻り
今夜はクリームシチューにしようと思います。
たぶんこの冬最後? 寒い時はあたたかい食べ物が良いですね。
今日も最後まで見ていただきありがとうございました。