若手選手の育成及び強化を目的とするU-22選抜ありきで発足させたとの指摘もあるJ3リーグが9日に開幕。そのU-22選抜に対して選手の育成は自前ですべきと反対するJ1、2クラブもあるなかで、名古屋はこれ幸い渡りに船とばかりに?最多となる7人が登録されております。
FC琉球との開幕戦にはニッキ、森、小屋松の3人が招集され共に先発フル出場、その他各クラブから将来を期待される選手達も出場したようですが、なにしろチームは試合2日前に集合し戦術練習もままならずに臨む即席集団。攻守において連携面の問題はいかんともしがたかったようで0-3で完敗、前途多難を予感させるスタートとなりました。
そもそもその場限りの寄せ集めといってもいい選手達がチームのために愛着と責任を持って戦えるものなのか、ホームタウンやスタジアムを持たず、支えてくれるファンやサポーターも存在しないチームというのは地域密着というJリーグの理念に反するのではないかという疑問を抱えながらの船出となったJ22選抜とJ3リーグの今後はいかに・・・。