出場停止が明けたマギヌンと吉村に加えて阿部と隼麿が久々に先発で復帰も、バヤリッツァが欠場、太腿を痛めている玉田と病み上がりの吉田の2人が強行出場という苦しいチーム状況の中で、戦前にミスターがほのめかしていたとおり4-4-2で臨んだ名古屋。結果と内容の両方が問われる重要な一戦で、名古屋のサッカーの申し子といってもいいマギヌンと小川の活躍で完封勝利。
例によって昨日は「Jリーグタイム」等でハイライトシーンを見ただけで詳しい試合内容は分かりません。ただ、後半は大宮に主導権を握られる時間が多かったようで、試合をとおして名古屋のサッカーを体現したとはいいがたく、また抱える問題点も多く散見されたこともあって手放しで大喜びするわけにはいかないようです。
それでも「プレーしていて楽しかった」という小川の言葉は、選手全員の思いを代弁する言葉であると思いたいし、我々グラサポとしても名古屋の憲法とすべき本来のサッカーを続けてほしいというのが共通した願いではないでしょうか。
いよいよ3日後にせまった大一番。「結果を出したチームはいじらない」というサッカーの鉄則を尊重するのか、それともACLとリーグ戦は全くの別物と考えて戦い方を変えるのか・・・。試合後に「また違った準備をしたい」と語ったミスターの選択やいかに。