当日の入場者数38,219人・・・
青息吐息の思いで貴重な勝ち点3を手にした日曜日の東京V戦から中5日・・・試合前には本田圭佑の来場で沸いた鯱の大祭典2試合目は上位チームを相手に内容、結果共に完敗。名古屋にとってはただただ自身の立ち位置とチーム完成度の違いをまざまざと思い知らされると同時に、来月に控える同チームとのルヴァンカップ準々決勝にも暗い影を落とす一戦となりました。
森島の警告明けにより前節活躍を見せた菊池をベンチに置いて臨んだ名古屋でしたが、早い時間帯から守備に追われ実力の差があらわになる展開に。ミッチの好セーブやクロスバーに助けられる幸運もあって前半こそ無失点で終えるも、それが限界だったかのように後半序盤に2失点を喫して万事休すとなりました。名古屋は攻守に精彩を欠き特に攻撃は90分を通して機能せず枠内シュートは僅か2本という体たらく。途中出場のユンカーのゴールで傷口を最小限に抑えられたことがせめてもの慰めでございます。
名古屋と同様に低迷するチームが相手だった前節は今節と似たような展開の中でもつけ入る隙を与えてくれたわけですが、上位チームが相手となればそう容易くはまいりません。さらに名古屋の場合は相手が上位、下位に限らず自信と確信を持って戦えるチームに苦戦を強いられているというのが現状です。避けたかった残留争いに巻き込まれつつあるなか、V字回復が期待できない名古屋は最終節まで厳しい戦いが続くことになりそうです・・・。