蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

ヤクルトスワローズ  (bon)

2015-10-04 | スポーツ、芸能、映画

              今日から蓼科農園に行ってきます。
              今回は、下旬に予定している収穫祭の準備がメインの短期の作業です。
              少し早く目覚めましたので、ブログアップしました。

 

 野球のヤクルトスワローズがリーグ優勝しました。 大混戦だった今年のセ・リーグ、最後は、
M2あたりから、足踏み状態でしたが、2001年から14年ぶりに7度目のリーグ優勝を果たしました。
長らく低迷していて、ここ2年連続最下位に沈んでいたヤクルトが、
主力選手の殆どが同じ中で、
監督交代で1年目にして優勝したのです。12球団最年少の44
歳の真中満監督1年目の快挙です。

      真中監督胴上げ
         (ネット日刊スポーツより)

 

 真中監督の就任会見で「覚悟して勝負する。優勝を目指す」と宣言したそうですが、44歳の若い指揮官が
最初に手を着けたのは意識改革だったといいます。
 ヤフーニュースの時事通信記事を引用しますと、

 “春季キャンプで掲げたテーマは「自主性」。各選手に自ら考え、動くことを求めた。「選手は
与えられたことをやる方が楽。でも、いいチームは個々が考えて野球をやっている」という信念があった。
守備でも外野手同士が相手打者によってジェスチャーで守備位置を確認し合ったり。ベンチから指示が出る
前に行動する場面が増えていた。

 試合中の真中監督は、ベンチの中で腕組みしたまま戦況を見詰め、喜怒哀楽の感情をほとんど表に
出さない。自らが説いた自主性を発揮してくれると信じているからこそだろう。 その姿は、真中監督が
現役時代に薫陶を受けた野村克也氏と重なる。「(野村監督は)試合中は常にどっしり構えていて、
劣勢でも動じる気配がなかった」。こんな印象があるからだ。”と。 

また、同記事から、インタヴューを拾ってみますと、
“ーー就任1年目での優勝となりました。道のりは、長かったですか? 短かったですか?
「途中までは意外と早かったですが、9月からが長かったです。1試合も抜けるゲームがないような
ずっと苦しい戦いの中だったので、本当に苦しかったです」”

“ーー打線がチームを引っ張りました。
「みんながノリにノって打ってくれました。活気があってよかったと思います」”

“ーー選手には、どんな声を。
「本当によくやったと言いたいですね」”

“ーーファンの皆さんへ監督からの優勝報告をお願いします。
「ファンの皆さん、優勝おめでとうございます。以上です!」”

“ーー今後の戦いに向けての決意表明を。
「まだまだCS、日本シリーズとありますので、今までどおり、ひとつずつ戦って、最後に皆さんと喜びを
分かち合えるようにがんばっていきたいと思います」”

 こんな感じですが、ファンの皆さんへの言葉、「ファンの皆さん、優勝おめでとうございます。
以上です!」に、監督の心の内というか、人柄が滲んでいるように思いました。

 ちょっと長くなりますが、ヤクルトが発足(国鉄時代)からの全戦績の表をコピペします。

 ヤクルト全戦績(日本野球機構オフィシャルサイトより転写)
 

  こうやって俯瞰しますと、過去にも万年Bクラスからいきなり日本一に持ってきた広岡達朗監督が
いますし、黄金時代を築いた野村克也監督がいます。 当時の野村の言葉に、「勝ちに不思議な勝あり、
負けに不思議な負けなし」がありましたが、そうなんですね。 野球だけではないですね。ビジネスに
おいてもしかり。

 昔の広岡監督の時も、2位⇒1位でしたが、翌年は最下位転落となり、効力は長続きしませんでした。
この時は、管理野球などという言葉がありましたが、真中監督は、“自主性”” “力の結集”が
その本質ですからまだまだ期待できそうです。

 野球にそれほど深い関心があるわけではありませんが、この世界もやはりリーダシップと信頼関係の
なせる業と感心した次第です。

 

 

 

 

 

 

 


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