こんばんは。
ようへいです。
7月29日(日)の19時過ぎ、富士山5合目に到着。
日が落ちてゆく中、眼前に岩だらけの無機質な富士山が迫っていました。
一緒に行ったS君が言いました。
「思ってたより簡単そうですね」
5合目はすでに高所。
見上げる富士山は頂上まで見え、
確かに、想像していたほど高さを感じなかったのです。
しかし、S君は3人の中でもひときわ体力不足。
お前が言うんじゃない、とバックドロップをしてあげたくなりました。
肌寒かったので、ポロシャツの下に薄い長そでを着ました。
そして、気圧に慣れるため1時間ほど5合目で待機しました。
僕はここで、心残りを解消することにしました。
そう、登山帽です。
日よけのことはもちろん気にかかっていましたが、
何よりも、「薄茶色の登山帽をかぶって戦う自分」を体験したかったのです。
お土産屋に入り、帽子を探しました。
あった!あったよ!
自宅に一人寂しく忘れられた登山帽を思い出しながら、
「ごめん、いつか必ずかぶるから。それに、君の方が高価なんだよ。」と心の中で言い訳をしました。
すると、買おうとしている目の前の帽子にも悪い気がして、
「いや、君が安い女というわけじゃなくて、君もなかなか良い色と形を・・・モゴモゴ・・・」と、
浮気の言い訳をしている最低な感じになりながら購入しました。
どんどん暗くなってゆく中、ストレッチをしたりスナックをかじる3人。
後輩のS君は元気が有り余っている様子で、うずうずしているのが言動から見て取れました。
富士山を初めて見上げた時の言葉といい、少し気持ちが浮ついていると思ったので
「浮かれ過ぎるなよ」と注意。
するとどうでしょう。
小学生の頃、遊園地に連れて行ってもらった時のことを思い出すではありませんか。
僕が嬉しさのあまり、踊ったり意味不明な言葉を叫んだりしていると、
「一喜一憂するんじゃない」と、父親。
父は僕のことが心配だったんだなぁ、と、しみじみ有難さを感じました。
そうこうしているうちに登山開始予定(T君が計画)の20時になりました。
いよいよ、富士山攻めのスタートです。
★ライブ情報★
2012.08.24(金)浪漫★喫茶企画
『音PUB~70’s~』@田町QuarteNote
【open】18:00【start】19:00
【charge】adv\2,500 / day\3,000 + 1drink
・おつまみアリ
・70年代HIT曲アリ
・シリアス無し