つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

津幡短信vol.11

2016年01月10日 13時29分18秒 | 津幡短信。
自分の目で見た、津幡町に関するごく短いニュースの不定期通信。
今回はこちら。

【左義長、始まる。】


平安時代、宮中にはお正月恒例の「打毬(だきゅう)」という遊びがあった。
簡単に言えば、道具を使って紅白の毬を奪い合うのだが、
その打毬で破損した道具を、青竹を束ね立てたものに結び、
さらに扇子や短冊などを吊るし、正月15日に焼いたのが「左義長」の起源とされる。
長い青竹を円錐形などに組み立てて火を放ち、
門松・注連飾り・書初めなどをくべる一種の火祭と言えるだろう。

現代の暦は、往時の太陰太陽暦とは異なるものの、
慣例に従って、日本各地で1月半ばに左義長が行われる事が多い。
わが津幡町でも多分に漏れない。
本日は、加賀爪の「白鳥神社」にて実施された。
明日は、横浜の「野田八幡神社」にて、午前9時~正午まで。
17日には、津幡の「太白山神社」と清水の「清水八幡神社」にて、
いずれも午前9時から開始だ。

先ほど、地域トップバッターの「白鳥神社」へ赴いた。

青年団が中心となってお世話を務める炎で正月飾りを焼いてもらった。
天に帰る歳神様を見送り、お社にお参りをすませたところ、
お下がりの小さな鏡餅をちょうだいする。
ありがとうございました。

<津幡短信vol.11>

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