つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

monotone Journey 1.

2018年09月30日 10時02分30秒 | 白と黒の旅
世界は様々な色に溢れている。

空の青、雲の白、夕暮れの紅、若葉の緑、落葉の黄。
それらは、実に美しく、沢山の楽しみを与えてくれる。
しかし、目に映る彩(いろどり)を無くすと「想い描く色」が豊かになる。
階調の数が減る事で奥行きが生まれ、違う何かが見える気がする。

新たな不定期連載「monotone Journey」では、
散歩中や旅先で撮影した画像を白黒に加工して掲載。
簡潔な補足文と共に味わい、思考の旅に出かけてもらえたなら幸いです。


住む人いない民家の窓。
目隠しの葉柄入り磨り硝子。
アンティークと呼ぶには憚る量産品だが、子供時代の記憶に残るデザインの一つだ。


とある民家の庭先。
母屋の裏の軽トラック、木造の納屋、柿の木。
兼業農家が多かった昔は、よく見かけた光景。


「舟田商店」店頭に商品が並んでいた頃の様子。
文久2年(1862年)創業。
昭和天皇献上品も手掛けた「加賀マルフネ味噌」の醸造元は、暖簾を下ろした。


津幡川に映る、我が孤影。
古(いにしえ)から変わらぬ水の流れは、平成を越えても河北潟へ注ぐ。

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