つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

津幡短信vol.10

2016年01月01日 10時14分46秒 | 津幡短信。
あけましておめでとうございます。
今年最初の投稿は、自分の目で見た、津幡町に関するごく短いニュースの不定期通信。
今回はこちら。

【歩き初め】


平成28年(2016年)の朝が明けた。
昨夜の雨も止み、空にはお天道様が登っている。
早速、愛犬と共に、初詣を兼ねた初の散歩へ出かけた。
 
最寄りの「本津幡駅」駅舎を見遣りシャッターを切れば、
遠くから、聞きなれた規則正しいレールの音。
赤い車体のローカル線が、今年も鉄路を往く。
 
ところで、電車の立てる「ガタンゴトン、ガタンゴトン」の走行音だが、
何となく、昔の記憶よりリズムが長くなった気がする。
調べてみると、最近は「ロングレール化」が進んでいるらしい。

レールの長さはずっと「25メートル」が定番だった。
各地では、これを25メートル以上200メートル未満の「長尺レール」や、
200メートル以上の「ロングレール」へと転換している。
継ぎ目が減れば、車輪がレールの継ぎ目を通過する時に発生する音と揺れが減り、乗り心地が良くなる。
沿線の騒音も軽減でき、レールの点検や保守の手間も省けるという訳だ。

更に「枕木」も変化している。
従来は文字通り木製だったが、コンクリート製の「PCまくらぎ」が登場。
PCは「プレストレスト・コンクリート」。
強度が高く、木と比べて劣化しにくいのだそうだ。
…なるほど、そのうち七尾線の鉄路を観察してみようと思う。

「住吉神社」にて無事お参りを終え、高台から撮影した街並みのスナップにて、
今回の結びとします。
では、また。
 


<津幡短信vol.10>
コメント
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