GPX250 Ninja:バイクと猫とサンフランシスコの雑記

Kawasaki GPX250でベイエリアをまったり走る…バイク通勤 in San Francisco

春です!ゴールデンゲートパークの桜がやっと咲き始めたヨ(^○^)

2018年03月28日 | 日記
やっと冬眠から覚めて久々の更新です。

冬眠から覚めてみたら、世の中は春になってる〜(^○^)


ゴールデンゲートパークの桜が4分咲きです。桜と聞くと日本人の血が騒ぐ。なんたって「花見好き」「祭り好き」の血を持つ民族ですからねー。こちらの桜はぽつん、ぽつんと一本ずつ植えられているし、気候も土も違うから日本みたいな大木の桜並木にはならなくて、迫力は限りなくゼロに近い…しかし桜は桜。おひとりさま花見を楽しんできましたヨ!

暖かくなったから、いろんな花が咲きはじめて公園全体に良い香りが漂っております。バイクで公園を通過するとふわーっと花の香りに包まれるですヨ。冬は寒いし街も綺麗じゃないし…でひたすら冬眠を決め込んでいたけれど、暖かい春の風に誘われて近所の植物を観察してみた(^○^)

ゴールデンゲートパークにはいろいろな園芸種の植物が植わっていて、それはそれで豪華で綺麗だし見ていて楽しい。でも視点を変えて見ると風や鳥や虫に運ばれたそこらの雑草もあちこちに芽を出して花を咲かせているわけで、この雑草というのがよく見るととんでもなく可憐で美しかったりする。だもんで今回はゴールデンゲートパークで見つけた雑草の花のご紹介。日本でおなじみの春の草もチラホラあります。

ワスレナグサ(Myosotis sylvatica)と野生のダイコン(Raphanus sativus)の花。日本のハマダイコンみたいな野生種で、道路脇や駐車場や空き地に群がって生えているピンクの花があったら大概これ。


ワスレナグサ(Myosotis sylvatica)は古風だけれど、アクセサリーモチーフとしては根強い人気がある。でも可憐な見かけやイメージとは裏腹に一旦庭に植えると際限なく増えるです。庭に植えるならワスレナグサの間にカリフォルニアポピーを入れておくと色のコントラストがきれいですヨ!


カリフォルニアブラックベリー(Rubus ursinus)の花。夏に熟す黒い実を摘んでジャムにすると素晴らしい鮮烈な味のするジャムになる!


日本でもおなじみのナズナ。英語名はshepherd's purse(羊飼いの財布)。ぺんぺん草の「ぺんぺん」部分が財布の形に似てるんだとか。学名は Capsella bursa pastoris.


可愛いんだけど芝生の厄介者、ヒナギク(Common daisy)芝生に発生したらほぼ根絶不可能。学名はBellis perennis


これも庭の雑草として厄介者扱いされるけれど、実は由緒正しいゼラニウムの野生種。花の直径は8ミリ程度です。学名Geranium robertianum


日本で春の最初の花としてファンが多いオオイヌノフグリ。和名に関しちゃ毎年「失笑」トピが立つ。英語名はPercian speedwell. 学名はVeronica persica (ペルシャのベロニカ)。西洋名の方がこの花らしい名前だなあ…名前にペルシャと付くのは大概青い花(ペルシアンブルー)ですね。この花はサンフランシスコではゴールデンゲートパークの芝生でしか見た事が無い。程よく湿り気があって日当たりの良い場所を好む植物だから他の場所では乾燥し過ぎていて生息出来ないのかも知れないですね。


一枚の葉っぱの中心から花穂が出るという何とも不思議な格好をしたMiners lettuce(坑夫のレタス)。ゴールドラッシュの頃カリフォルニアに押しかけた金掘りたちの食生活に貢献した植物。野菜なんぞ手に入らない鉱山の周りでもこの植物はワンサカ生えていて、坑夫達はこれを野菜替わりに食べて生きながらえたとか。学名Claytonia_perfoliata.


ぺんぺん草と一見似ているタガラシ(田芥子)。英語名はhairy bittercress. 花の1つ1つは2ミリあるか無いかの大きさだけれどよく見ると可愛い。学名 Cardamine hirsuta.


こうして撮って見ると印象が全く変わるハコベ。こんなに精緻な形をしているとは…。雌しべの形は風車みたい。花びらの切れ込みが深いから10枚に見えるけれど花びらは5枚です。英語名はCommon chuckweed. 学名 Stellaria media.


葉っぱの形はハコベみたいだけれど、別種で赤い花をつけるScarlet Pimpernel. 学名はAnagallis arvensis. 庭の雑草としてうちの裏庭にも繁殖しとります。花はなかなか可愛いのヨ。サイズが大きければ立派な切り花になれるんだろうけれど、直径3ミリ〜5ミリじゃ小さすぎる。


これを花と呼んで良いものだろうか…と。でも花なのよね。苔に関しちゃ全く知識がないから「そこら辺でよく見る苔」としか解らず。多分Ceratodon purpureusかそれに近い種類ではないかと推察するけれど不明。水辺の石の上で咲いてた。


これ全部バイクを停めた所から半径10メートル以内で見つけた植物たちで、思ったよりバラエティーに富んでいました。特にオオイヌノフグリは20年ここに住んでいて初めて遭遇したんで驚き。
ちょっとGGP見直したです(^○^)




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