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六畳間の中心で涙を流す NEW

ルーキー選手の、プロ入り一年目を振り返る

2024年ルーキー回顧101 宮里 優吾(東京農大)投手

2025-02-09 17:06:49 | 状況説明

宮里 優吾(ソフトバンク育成2位)投手(東京農大出身)

蔵の入団前評価:指名見送り

 

きれいな回転の真っ直ぐを投げ込まない投手といった印象が強く、こういった投手をあえて獲得したのかなと思ったものです。しかしその割に被安打が多かったり、これといった変化球がなく、まだまだ素材型の域を脱していない印象でした。そんな宮里投手の一年目は、2軍で17試合(16回2/3)を投げ、2勝1敗1セーブ、防御率4.86 という成績で、決して良い成績とは言えません。一方、3軍では20試合(20回)を投げ、0勝0敗2セーブ、防御率0.90 と、安定した内容を示したようです。

もう少し2軍の成績を詳しく見ると、16回2/3イニングで被安打は18本と投球回数を上回っています。いつも言うように、2軍での被安打率の目安は80%以下。それが100%を超えていたということは、2軍の打者相手には苦しかったことを物語っています。四死球は11個で、四死球率は66.0%。これも基準は投球回数の1/3(33.3%)以下なので、その倍のペースで出していたことがわかります。ただし、三振は18個で、投球回数を上回っている点は明るい材料です。リリーフならば、1イニングあたり0.9個以上の三振を取りたいところですが、1.08個奪えていました。それだけに、四死球率は40%以内に抑えたいところです。防御率は2軍のリリーフ投手ならば、2.50以内が望ましいですが、4.86という数字には物足りなさを残します。

三軍での好成績により2軍での出番を得ましたが、壁にぶつかった感じでしょうか? 2軍の成績は物足りないだけに、今季はファームでの成績向上を図り、支配下登録、一軍入りを目指したいところです。ことルーキーイヤーとしては、及第点ぐらいでしょうか。

蔵の印象:△(思ったよりもやれていた感じ)

 

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