杵屋正邦作曲 三弦独奏曲「去来」
弾きこなすのは難しいと20代の頃から思っていました。この曲が弾ければ、どんな曲でも、弾けない曲はなくなる、最高に難度の高い曲であり、それゆえ高い山に登るように魅力的な曲です。
32分音符のタタキ、スクイやハジキの連続とスリ上げ、スリ下げの組み合わせなど直ぐに弾けなくなったり、バチが当たらなくなってしまったり、本当に難しい曲です。
「去来」という曲を弾くことで、三味線の一つ一つの技術をもう一度考え直すきっかけになりました。
さて、弾きこなすのには次のことが必要です。
〇最初から早くは弾かない。
〇弾くのに疲れても連続するフレーズは一気に弾く。
〇弾けないところは口三味線を大きく、ゆっくり言って弾く。
〇拍子で弾くように心がけ、アクセントも大事に弾く。
〇動の部分だけでなく静の部分もじっくりと考えて弾く。
〇弾けなくても超絶技巧の曲なので心が折れないようにする。
〇自分が気持良くなるように弾こうとは思わないこと。
「去来」という曲では一瞬のミスが命取りになるので切り抜けたと思って安心すると、次で失敗する。
三味線の個々の技術を完璧にしておけば弾きこなせない曲ではない。
弾きこなすのは難しいと20代の頃から思っていました。この曲が弾ければ、どんな曲でも、弾けない曲はなくなる、最高に難度の高い曲であり、それゆえ高い山に登るように魅力的な曲です。
32分音符のタタキ、スクイやハジキの連続とスリ上げ、スリ下げの組み合わせなど直ぐに弾けなくなったり、バチが当たらなくなってしまったり、本当に難しい曲です。
「去来」という曲を弾くことで、三味線の一つ一つの技術をもう一度考え直すきっかけになりました。
さて、弾きこなすのには次のことが必要です。
〇最初から早くは弾かない。
〇弾くのに疲れても連続するフレーズは一気に弾く。
〇弾けないところは口三味線を大きく、ゆっくり言って弾く。
〇拍子で弾くように心がけ、アクセントも大事に弾く。
〇動の部分だけでなく静の部分もじっくりと考えて弾く。
〇弾けなくても超絶技巧の曲なので心が折れないようにする。
〇自分が気持良くなるように弾こうとは思わないこと。
「去来」という曲では一瞬のミスが命取りになるので切り抜けたと思って安心すると、次で失敗する。
三味線の個々の技術を完璧にしておけば弾きこなせない曲ではない。