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ヤマハのパシフィカはどんなギターなのか(その4)611VFM

2020年12月17日 | ギター

 ヤマハのパシフィカ 611VFMについて、次はマイナスポイントとして思われる点。

 まず、購入して最初に感じたのがフレット・エッジの処理で、少し指に痛い。これは購入先のイシバシ楽器に伝えたら無償で対応してくれた。曰く、「バリが出ている(指板面よりフレットの金属部分が飛び出ている状態)というよりもフレット断面のエッジが気になる状態でしたのでそのエッジ部分を一旦少し荒めのヤスリで落とした上で目の細かいヤスリで磨きました。」とのこと。おかげでかなり改善された。この点は大量生産の弊害か。しかし、112の時はあまり感じなかったので個体差もあるのかもしれない。

     

 次に、Wilkinsonアームはデフォルトではベタ付けのセッティングである。フローティングにすっかり馴染んでいる自分としてはかなりの違和感を感じてしまった。裏側のバネをいじるとフローティング調整ができるということで、自分で挑戦。結果、なかなか良い感じになった。だが、弦高調整などをする必要もあるようなのでさらに自分で頑張ってみたい。なお、アームはレンチで締めて取り付けるようになっている。

     
     
(少しフローティングになった状態)

 もう一つ気になったのは指板。購入してしばらく弾くと左指が黒く汚れた。弦の汚れだろうかと思って拭くなどしてみたが改善されず、最初に弦交換をした時に指板をレモンオイルで清掃したら拭ったティッシュが真っ黒に。指板はローズウッドだが、何か着色のような処理をしているのか。徐々に目立たなくなってきたので、弾いていくうちになくなることを期待したい。

 以上良い点・悪い点両方を見てきたが、総じていうと新品で7万円程度の価格としては十分楽しめるギターである。一番の利点は何と言ってもこの「弾きやすさ」。デザインや色合いの好みに対しては個人差があるだろうが、そこがクリアされれば私のような初級以上中級未満のギター弾きには十分すぎると思う。唯一のP-90ピックアップ搭載ギターとして、音色を楽しみながら末長く弾いていきたい一本である。

 なお、612(-12, -11はハムバッカーとシングルPUのそれぞれの数を表すそう)の方には新色のモデルが近々発売されるらしい。カラーの選択肢が増えることは良いこと。マット処理タイプのモデルも出るらしい。注目されたし!

*主な仕様:
・インドネシア製
・フロント側ピックアップ Seymour Duncan社製SP90-1
・ブリッジ側 カバードCustom5ハムバッカー(コイルタップ機能でシングルに)
・PUが2カ所なのでセレクターは3段階切り替え
・ブリッジ Wilkinson社製VS-50
・チューナー Grover社製Locking
・Graph Tech社製 Black TUSQナット(人口象牙)
・重さ 約3.3キロ


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2 コメント

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Unknown (1938goo)
2021-02-05 22:55:04
はじめまして。
少し前に112を手に入れたギター初心者です。ぼくもフレットのエッジが気になりまして、(見様見真似で)自分で削ってしまいました。手の皮が切れるほど尖っていませんでしたが、初めて買ったスクワイア(3万円)はそんなことはありません。
112はブログネタにしましたが、個体差なのか気になりまして、楽器店で同じ112を触ったりしました。同じ感触だったのでこんなものかと思いましたが…。
参考になりました。ありがとうございました。
コメントありがとうございます (ひろひこ)
2021-02-06 23:16:46
前に買った112はマイナスな面がなかったのでこちらのフレットの件は少し戸惑いました。まあ、全て手作業というわけではないでしょうから、ある程度は仕方ないのかもしれませんが、最上位機種なので残念でした。販売店の良心的なアフターがあったので良かったなと思いました。1938goo様も懲りずにぜひ弾きこんでください、

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