ヒロヒコの "My Treasure Box"

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一番好きな外国テレビドラマは「スパイ大作戦」MISSION:IMPOSSIBLE~音楽編

2015年08月25日 | テレビドラマ
 映画「ミッション・インポッシブル」の5作目、「ローグ・ネイション」を見てきた。このシリーズは欠かさず見ている、なぜなら私は「スパイ大作戦」の大ファンだからだ。(ただし映画のM:Iシリーズはテレビと随分違う。)

 テレビ版のドラマが北海道で放映されたのは本州より遅く、私が中学生くらいの時だったかと思う。毎回カセットテープに録音しながら見て、その後テープを聞いて再度楽しむほど好きだった。その数年前に映画館で上映されたことがあり、一人で見に行った。結局それはテレビ版と同じものだったと知ったのは後年である。
 そしてその頃、映画のサントラと称したレコードが発売され、それが欲しくてしょうがなかった。何と曲に歌詞が付いていたと記憶している。ところが結局探しに探して購入したのはラロ・シフリンの演奏によるテレビ版サントラであった(米国DOTレコード)。4曲入りで、テーマ曲の冒頭に大平透氏の「おはよう、フェルプス君…成功を祈る。」のセリフが収録されているという、今私にとっては超お宝の一枚である。そしてドラマの挿入曲をジャズ・スタイルで聞くことができる。加えて2曲目の「チャーム作戦」はピアノとストリングスによる美しいバラード曲。私が名付けるところの「夢弦(むげん)サウンド」そのもの。ラロ・シフリンの才能に驚いたものだ。

 音源としては他にCDが2枚。”THE BEST OF MISSION: IMPOSSIBLE”はテーマ曲の他にいくつかのドラマで使われた曲や88年に復活した「新スパイ大作戦」のサントラ曲、そしてピーター・グレイブスのインタビューが収録されている。”MUSIC FROM MISSION: IMPOSSIBLE”は最初に私が買ったドット・レーベルの4曲と同じ演奏が含まれる(さすがに指令の声はなし)ラロ・シフリン名義のサントラ・アルバムである。様々な曲が22曲も収録されていて、シフリンの多彩な曲作りが光る。

 余談だが、ジム・フェルプスの声を担当している若山弦蔵氏は私の高校の大先輩。あの渋い声は今も健在で、時々NHK-FM土曜日の番組「ラジオマンジャック」に登場されているのが嬉しい限りだ。(続く)

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