幸福の科学児童向け月刊誌「ヘルメスエンジェルス」№261号、「親子で学べる光のことば」より。
この一年をふり返ろう
反省は自分の思いと行いを一つひとつ点検すること
キミたちは「反省」という言葉を知っているかな。反省とは。自分の思いや行いをふり返り、間違いがあったら、それを直そうとすることなんだ。
反省をしていないと、心のなかにデコボコといろいろなものがあって、そこにひっかかりがたくさんできてくる。そのひっかかりの部分に、ちょうどロープでも結んで上がってくるように、悪霊が入りこんでくるから、自分自身の心を正していく必要があるんだ。
自分の思いと行いの一つひとつを点検していくことが大事になるんだね。
反省の方法 その1 その日一日をふり返る
では、まずは何を点検すればいいのかな。いちばん大切なことは、まずその日一日をふり返ることだ。
「きょう一日はどうだったかな。朝起きてからあと、自分の心のなかにどんな思いがうかんだかな。それは正しい思いだったかな。人に対して悪い思いを持たなかったかな。悪いことを考えなかったかな。また、悪い行いをしなかったかな。」
そのように、思いと行いについて、まずその一日をふり返ろう。
点検してみて、悪いものがあったなら、「今度はそういうことをしないようにしよう。」と反省するんだよ。悪い行為についても、「もうこういうことはしないぞ。正すべきは正そう。」と決意することだ。
その2 一週間をふり返る
そして、きょう一日について心のクリーニングが終ったら、さらに、その範囲を広げていこう。
例えば、ここ一週間のことについて思い出してみる。一週間ぐらいの思いと行いについて、幸福の科学のなかに書籍で読んだ仏法真理に照らして、それが正しい思いと行いであったかを、点検してみよう。
その3 一か月をふり返る
それが終ったら、さらにもう少し広げて、この一か月について考えてみる。「悪い思いは持たなかったか。悪い行いはしなかったか。あるいは、きちんと努力、精進をしていたか。なまけることはなかったか。きちんと、やるべきことをやっただろうか。」「一か月前と今とをくらべて、私は何かが前進しただろうか。もし前進していなかったら、神様からいただいた命をムダに使ったということになる。」
「自分は感謝をしているかな。自分が生かされていることへの感謝、神様への感謝、この世界にあるすべてのものへの感謝、また、多くの人が働いてくれていることへの感謝。」
こういうことを一か月の反省としてやってみるんだ。
その4 一年をふり返る
そしてさらに次には、この一年ぐらいをふり返ってみよう。
「ちょうど一年前の今ごろ、自分はどうだったか。一年間、自分はどんなことを行ってきたか。一年前と今とで、自分は前進しているだろうか。自分の心の問題、性格の問題として考えていたものは、修正することができただろうか。」そうしたことを、この一年間についてふり返ってみる。
反省すると、たいていの場合、知らないうちに両目からなみだがほほを伝わっているものだ。このなみだこそが、キミたちのこころのちりという汚れを流しているんだね。
(おわり)
https://happy-science.jp/info/magazine/2017/31370/
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「反省」
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