幸福の科学児童向け月刊誌「ヘルメスエンジェルス」№269号、「親子で学べる光のことば」
自分がされていやなことは人にもしてはいけない
「黄金律」は、みんなが幸福に生きる方法
今回は、君たちが友だちと仲良く生活するためのポイントを話したいと思う。
まず、自分がされていやなことは、人にもしてはいけない。これは基本原則だ。
「あなたがしてほしくないことは、他の人にもしてはいけない。」ということだ。別の言い方では、「自分がしてほしいことを、人にしなさい。」というふうに言うこともある。この教えは、黄金律(ゴールデンルール)と言われているものだ。
君がされていやなことっていうのは、どんなことかな。君が人にしてほしいというのは、どんなことかな。それを具体的に考えてごらん。
それが、君が人に対してしてはいけないことや、君が人に対してしなければいけないことなんだよ。
人のものを取って、いじめるのはやめよう
君は、人に自分のものを取られたら、とてもいやだろう。
例えば、学校で、席を外してもどってくると、教科書がなくなっていたとする。だれかが意地悪をしてかくしたわけだ。えんぴつをけずってきたのに、えんぴつが全部折られていたり、消しゴムがなくなっていたり、ノートがごみ箱に捨てられていたりしたらどうかな。こんなことされたら、いやだよね。
「人のものを取る」というかたちでの、いじめも多いようだ。小学校や中学生でも、こういうかたちで意地悪をして、いじめることがある。
相手の立場にたって、「君がその人だったら、そういうふうにしてほしいか。」ということを考えなければいけないんだ。
「あなたがしてほしくないことは、他の人にもしてはいけない。」というのが、みんなが幸福に生きるためのルールなんだね。
人間は一人だけでは生きられない。集団で生きるときには、お互いに住みやすく、幸福に生きられるようにしなければならない。そのためには、最低限、「自分がしてほしくないことは、ひとにはしない」ということが大切なるんだ。
うそや人をだますのはやめよう
さらに、「自分が人からされたくないこと」として言っておきたいことがある。それは、人をだましたり、うそをついたりすることだ。
言葉の問題も、気をつけなくてはいけない。人にうそをつかれて喜ぶ人もいないし、だまされて喜ぶ人もいないからだ。
言葉の問題について、さらに言えば、悪口を言われて喜ぶ人もいない。
理由があって批判されるのは、ある意味でしかたないことだけれども、事実ではないこと、本当ではないことで、人に言葉で傷つけられてはたまらないね。
心がまえとしては、自分をよくするためにしかったり、怒ったりしてくれていることは、もちろん謙虚に聞かなければいけない。
けれども、そうではない、ただの悪口もある。そういう悪口は、自分が聞いてもいやなことなのだから、人に対しても言わないことが大事だね。
仏様や神様に見られてもいい生き方をしよう
最後に付け加えたいことは、「人の見ていないところで悪いことをしないようにしよう。」ということだ。
あの世には、仏や神と言われるような偉い人や、如来や菩薩、天使がいて、地上の人間をじっと見守っているんだ。
「誰も見ていないだろう。」と思っても、ちゃんと見ていて、すべてを知っているんだ。
万一、悪いことをした場合は、反省という道が開かれている。
「仏様、神様、すみませんでした。もうこういうことはしません。どうか許してください。」
という気持ちを持って、過ちをくり返さないようにすることが大事だね。
(おわり)
https://happy-science.jp/info/magazine/2018/37711/
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