幸福の科学高知 なかまのぶろぐ

幸福の科学の、高知の信者による共同ブログです。
日々の活動や、イベントのお知らせをいたします。

『魅力を放て』 『簡単なこと』 『愛の具体化』

2016-10-06 23:57:06 | オープニングメッセージ

 幸福の科学月刊誌より「無我なる愛」(オープニング・メッセージ第二集)

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『魅力を放て』

人間として生きるならば、魅力的に生きたいものだ。
そう、花が芳しい香りを放っているように。

また、その蜜がどこからともなく、蜂を招き寄せるように。

魅力とは、誰から説明をうけるともなく
知られていくという特徴を持っている。

甘い蜜を持ち、甘い香りを放ち、
多くの者たちを呼び寄せる。

それは決して、単なる飾りではない。
そのなかに、満ち溢れるような愛があってこそ、本物の魅力となるのだ。 



『簡単なこと』

真理は常に簡単なことの中にある。

愛を与えて生きれば善人と呼ばれ、愛を奪って生きれば悪人と呼ばれる。

善人は天国に還り、悪人は地獄に墜ちる。

明るい心を保てば天使が微笑み、
暗い心を引きずれば悪魔がやってくる。

正しき心を探求すれば悟りが開け、
悪しき心を抱けば、絶望が待ちうける。

こんな簡単なことが、
「ま」「だ」「わ」「か」「ら」「な」「い」「の」「か」


『愛の具体化』

愛の具体化という言葉を、
あなたがた一人ひとりに投げかけたい。

人はともすれば誤解しがちであるが、
愛とは決して抽象的なものではない。

愛のエキスが抽象的に語られることはあっても、
愛そのものが抽象のうちにとどまるということは決してない。

愛は具体的だ。
愛は常に具体化を要請する。

それはちょうど、毛虫がさなぎとなり、
やがて蝶となって大空に飛び立ってゆくように、
抽象的な理念を通り越して、必ず具体化してゆくものなのだ。

汝、愛ある人であるならば、その愛を示せ。
 
愛ある人のまわりには常に優しい雰囲気が漂っている。

いや、ただ漂っているのみならず、
有形、無形に優しい行為が示されているはずだ。

厳しさをとってあらわれる愛は、
他を善導し、教化し、魂に覚醒を促すときにのみ許される。

しかして常に許しを伴うものなのだ。

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【S30 日産フェアレディZ】美しき広告塔は、なぜ大成功したのか。

2016-10-06 00:23:38 | 自動車から見える日本と世界

日産フェアレディ―Z(初代・通称S30 1969~1978年)

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私(ばく)が代表管理人をするこのブログ、分類上は幸福の科学の布教ブログのはずなのに、ほとんど宗教に関する話題がありません。(爆笑)

あはは、すみません。ここの管理人は、悟っていないんです。(さらに爆笑)

代表管理人の趣味と、ストレス解消を兼ねて(笑)たまに日本車に関する記事を書きますけれども、宗教ブログに属しておりながら、結構多くのアクセスをいただいております。

感謝感激、雨あられでございます。m(_)m

ですが自動車というのは、高額商品であり、実用性と突出した趣味性を併せ持つ、極めてレアな商品ですので、存在そのものが、様々な社会データの塊なんです。

今日は仕事が忙しかったので、ちょっとへばっておりますし、「やっぱ、自動車の記事なら、スポーツカーでしょ!」という気分でもございます。今日は、スカッと爽やかに、気分良く、私の大好きなスポーツカーうんちくに、なるようがんばります。(^v^)

今日の話題は、日本のスポーツカーの代表選手である、日産フェアレディーZです。

初代フェアレディ―Zは、アメリカで50万台以上の大ヒットとなり、北米で最も売れたスポーツカーとして、今も記録保持しているとのことで、その大ヒットから、成功の秘訣をサンプリングしたいと思います。

初代Z、ほぼ同時期トヨタ2000GTとライバル視されることも多いのですが、フェアレディーZとトヨタ2000GTは、キャラクターコンセプトが全く違うと思いますね。

トヨタ2000GTが、当時の日本の技術を世界に示すことが、開発と販売の目的であるならば、フェアレディーZは、日本のスポーツカーを、できるだけ多くの人たちに味わってもらうことが、開発の目的だったと思います。ですから両車は、ライバルではなく、別分野の商品だったと思うのですね。

トヨタ2000GT(1967~1970年)

お店で出す料理でたとえるならば、トヨタ2000GTが、「どれだけ美味しい料理が作れるか。」に挑戦した作品であって、Zは、「美味しい料理を、いかにたくさんの方に、実際に食べていただけるか。」に、スポットが当たっていたと思うんです。そのコンセプトは、当時の日本にとって、両方必要だったと思うのです。

フェアレディーZの代表格と言えば、S30と呼ばれるこれですね。

(Z30 約1万ドル)

グッドデザインです。しかし、トヨタ2000GTのように、細部まで追い込んだような仕上げにはなってはいません。

フェアレディーZは、238万円もしたトヨタ2000GTに比べ、最も安いモデルで84万円と格安でした。(最高モデルZ432は、182万円)手作りの2000GTと比較したら気の毒ですが、製板等の面で、コストの制約があったことは確かだろうと思います。

さて、なぜフェアレディーZは、そんなに売れたのでしょうか?特にアメリカ国内で、なぜそれだけ、評価を受けたのでしょうか?

答えは簡単です。デザインと、性能が良かったからです。さらに価値観を加えるならば、価格が安くて、速くて、高品質だったからです。言わば、このS30型フェアレディーZは、スポーツカーのカローラ、つまり、スポーツカーの世界基準車だったのです。

しかしそれだけではありません。フェアレディ―Zで、この分野に、新たな価値の創造が成されたからなのです。

それは何か。

簡単に申し上げるならば、当時のポルシェを、3分の1の値段でブチ抜けたからです。

(ポルシェ911 通称ナロー 約3万ドル

それは商品開発や企画段階において、偶然の産物だろうと思います。

日産自身が、ひょっとしたらそれに気づいていにかもしれませんが、結果的にそうなってしまいました。

当時排気量2000ccクラスで、最強の自動車は、ドイツのポルシェ911です。ポルシェは、自社製品が公道最速であることに、常にこだわります。

カタログデーターには無頓着で、「実際に一般道を走れば、我々が一番速い。」ということが、彼らの真骨頂なんですね。それは、かつてのスーパーカーブームの時でもそうでしたし、今でも同じ企業コンセプトです。事実、フェアレディーZが登場したときも、公道最速車の座には、ポルシェ911(ナロー)がいたわけです。

カタログスペックでは、ポルシェ911の方が速かったし、実際に走らせても、911の方が速かったのです。

しかし、これには前提条件がありました。

それは・・・、運転者が、プロ級に運転技術がうまければ・・・という条件です。

プロ級の腕前を持つ人が、ポルシェ911とフェアレディーZを運転すれば、圧倒的に911の方が速いのです。

しかし現実問題として、プロ級の運転技術を持つ人というのが、市中にどれだけいるでしょうか?(笑)

そうなんです。一般ドライバーというのは、どこの国だって、そこそこの腕前の方が大半なわけですよ。(爆笑)

ポルシェ911は、重い6気筒エンジンを車体後方に積む、リアエンジン・リアドライブ(RR)という、今ではかなり特殊な車体構造を持ちます。

 

リアエンジンリアドライブ(RR) 車体後方に、重心がある。

RRの特徴は、重心が後ろにあることです。加速する時、荷重は後ろに移動します。そう、自動車は必ずウィリー状態になるんです。ですから後方の重いRR車は、発進や追い越し加速が得意です。

RR車は、しっかりと駆動力が、地面に伝わるのです。

自動車の動きは、加速と減速の連続ですので、加速と減速が速い車が、公道では一番速いのですね。理論上は・・・。

しかし後ろが重い・・・ということは、前は軽い・・・ということですね。

そう、フロントタイヤに荷重が少ないので、RR車は、前輪の接地性が悪いんです。

となると、カーブでは、「単純にハンドルを切ってただけでは、車体は曲がってはくれない現象」が起こるんです。

これを、アンダーステアと言います。

ですから、ポルシェ911に限らずRR車では、高速でコーナーリングしようとすれば、十分に速度を落として、車体を前のめりにして、十分に前輪を接地させないといけません。でないと、カーブを曲がれず、最悪激突の憂き目に・・・という欠点があり、だからこそポルシェは、伝統的にブレーキに、コストをかけていると思います。

そしてコーナーを曲がり始めると・・・、実はここからが大変でして・・・、RRに限らず、後輪駆動車というのは、ある一定のスピードを超えると、後輪が横滑りするんです。っていうか、後輪が横滑りしているから、後輪駆動車は、コーナーを曲がれるんですね。

今主流の前輪駆動車(FF車)であれば、基本的にハンドルを切った方向に曲がろうとしますので、こういう苦労はありません。曲がり切れなくなったら、スピードを落とせば良い訳です。

後輪がドンドン外に逃げて、曲がりすぎることをオーバーステアと言いますが、この時にハンドル操作を誤れば、スピンするわけですね。

RR車は後ろが重いので、このときの遠心力がハンパないわけです。

ポルシェ911のコーナーリングは、ど!アンダーステアと、ウルトラハイパーオーバーステアが、一つの空間に同時に共存する、極めてスリリングなもので、高度な運転技術を要するものだったのです。

また厄介なことに、ポルシェ911のエンジンは、水平対向型という特殊な形式で、コンパクトで重心が低くできるのですが、構造上の特性や吸排気系統の関係で、当時は「低回転では力が出ず、高回転まで回らない」という欠点がありました。

ですから初期のポルシェ911は、普通の技術ではコーナーを曲がれないか、もしくはスピンしやすかったですし、コーナーで速度を十分落としながら、エンジンは一定の回転数が維持できる技術が必須でした。

一方の日産フェアレディーZは、重い6気筒エンジンは同じでしたが、車体前方で車体のほぼ中心に置く、フロントミッドシップという、現在では結構主流の、バランスが良くオーソドックスな形態でしたので、とても扱いやすかったのです。

エンジンも、一瞬のパワーはないけれども、どこからでも力の出るタイプで、しかも頑丈でした。日本人は、つまらない故障を嫌う国民性ですから、タフなエンジンを作ります。

 

フロントミッドシップのFR車

こういう前提条件のもとに、市中レベルでポルシェ911と、日産フェアレディーZの対決をシミュレーションすると、さあどうなるか・・・ですよ。

実はポルシェ911が、フェアレディーZに追い抜かれるシーンというのが、ふんだんに出てくるんですよ。(爆笑)

1969年のフェアレディーZは2400ccで150馬力。一方、同年のポルシェ911は、2000ccで160馬力です。

確かに性能差は確かにあるのですが、絶対的なものではなく、性格は全く違うので、一般ユーザーレベルの運転スキルならば、フェアレディーの方が扱いやすくて、速く走れる事の方が多いのです。

実際に、ポルシェのほうが高性能なのに、フェアレディーZに負けるシーンというのが、全米で展開されたんですね。

ポルシェ911ナローの価格は、S30フェアレディーZの3倍です。3倍の価格の自動車を抜き去ることができる、日本の美しきスポーツカーこそ、日産フェアレディーZの醍醐味であり、商品としての本質だったのです。

「3倍の価格の車を、運と運転次第では、抜き去ることができる。」ここに、フェアレディーZが生み出した、新たな付加価値が生まれました。そしてフェアレディーZは、スポーツカーの世界基準車となったのです。

また2000ccクラスは、当時の日本なら最上級車です。ですから当然ながら、自動車としてのクオリティーも、当時の最高クラスであったのも、フェアレディーZの商品価値を上げました。

(S30フェアレディZの内装)

しかし、公道最速にこだわるポルシェも黙ってはいません。その後911はエンジンの排気量を上げ、絶対的な性能と、コーナーリングの向上に努めました。公道最速の座は、ポルシェの代名詞であり、絶対に譲れなかったのです。

もちろんフェアレディーZも、アメリカでは、排気量を2400ccに、最後は2800ccまで、エンジンの排気量を上げてきました。(笑) 

美しいスタイルや、お手ごろ価格だけがフェアレディーの本質ではなく、基礎技術があるがゆえに、何倍もの価格差のある上級車を、実際に追い抜くことができることが、フェアレディーZの商品としての本質だと思います。

今もフェアレディーZは、現役で生産されていますが、僕には日産自動車に迷いを感じます。ひょっとしたら、フェアレディーZの、日産側のコンセプト、お手ごろ価格の普及型スポーツカーとしてのフェアレディーZしか、見えていないのではないでしょうか?

現在のZも、スタイルは一線級です。

お値段も、370万円~570万円と、まずまず、スポーツカーとしてはお手ごろです。しかしエンジン出力は、336馬力しかありません。

336馬力あれば十分だろう・・・と思うかも知れません。この価格で336馬力もあれば、お手ごろなんちゃってスポーツカーコンセプトならば、確かに十分でございます。

しかしこれでは、現代のポルシェ911ターボを追い抜けません!(笑) 

今の日産には、GTRという商品があり、570馬力で、特殊な4輪駆動システムを持ちます。

このGTRのエンジンと、4輪駆動システムを、フェアレディーZの美しいボディーに、組み込むべきだと私は思いますね。

日産GTRのメカニズム 

さすれば、フェアレディーZの価格は1000万円を超えるでしょう。しかしフェアレディーZは、ポルシェ911ターボを抜き去ることができます。また、アストンマーチンだって、抜き去ることもできます。今のポルシェ911ターボも、アストンマーチンV12ヴァンテージも、価格は3000万円クラスです。

再び、価格3倍の高額スポーツカーを、抜き去るキャパシティーを、日産はフェアレディーZに与えるべきだと思います。それが、本来のフェアレディーZの本質であり、市場の顧客が求めているものなのですから。 

「きれいでかっこいいだけなら、500万円だって惜しい。」という人でも、「3000万円の、ポルシェやアストンマーチンをぶち抜けるなら、1000万円だって惜しくない!」こういうニーズだって、結構あるわけですよ。(笑) 

(アストンマーチンV12ヴァンテージ)

毎度おなじみ、脱線しまくり記事でしたが、新たなジャンルの創造は、大きな成功と富を生むという事例が、日産フェアレディ―Zの歴史的教訓からは見いだせると思うし、自身の強みと弱みを知って、そこから活路を見出す、孫子の兵法やドラッカーのマネジメント理論に近いエピソードも導ける可能性もあるんじゃぁないかと、私は密かに思っている次第です。

               (ばく)

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