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若者を育てる為の基金があったら…

2011-02-19 01:07:30 | もしも…

 運よくたくさんの給与や退職金をもらい、年金も保障された方々にも、きっと心配事はあるのだろう。
そんな方々のご子息に必ずしも仕事や年金が保障されている訳ではないだろうから…。
自分たちが生きている間は、自分のお金で子や孫に何かしてあげられるのはうれしいものだろうが、
その、子や孫たちが社会的に得られるものはどんどん枯渇していくのだ。 
年金をもらっている親を介護して失業している人が、親を亡くした後、すぐに仕事を見つけることもできず、
どうやって生きていくのか。 

たくさんの退職金をもらった人たちが退職金なども含め、今迄もらってしまったものを返金するとか、
保障されている年金などを減額する、というのは難しいだろうが、「伊達直人」名のランドセル寄付などのように、
例えば 「若者支援基金」とか「未来応援基金」 みたいなものを設けたら、
「自分はもらい過ぎた。若者に使ってほしい」と寄付する奇特な人が出てきたりしないだろうか。   

新卒で正社員になれなかった人たちの社会訓練をしたり、  そういった若者の雇用をして3年等経過後に、
労使双方に報奨金のようなものを支給するといった基金にするのだ…。

「緊急人材育成・就職支援基金」などは、「新規成長や雇用吸収の見込める分野(医療、介護・福祉等)等
における、基本能力から実践能力までを習得するための長期訓練」とか
「再就職に必須のITスキル等を習得するための訓練を実施する」として実施されているが、
一握りではあろうが、講座を趣味の延長のような形で受講する優雅な奥様がいたり、
余裕のある高齢者がつなぎ的に受講していたり…といったこともありそうで、
本当に困っている方々にだけ支給するのも難しいものである。
不正(に近い)受給者は、あの手この手でやってくるのだ。