老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

政治に対し私たちは何ができるか

2010-07-26 10:15:53 | 政治
先日阿修羅掲示板で下記のような記事が載っていました。『転載歓迎』なので、こちらに転載いたします。

===「阿修羅掲示板」から転載===

2010年7月13日
自民党に投票した無党派層の20代のバカ息子は、自民党が消費税10%を言っていることを知らなかったそうだ。なぜならテレビでは自民党の消費税10%を聞いたことがないそうだ(息子は新聞は全く読まず自室でテレビしか見ない)。

又自民党の小泉竹中時代に製造業の非正規社員を増やす法案が成立したことも知らなかったそうだ。当時は学生だったから全く関心が無かったらしい。

息子は正社員の求人が無い現在の雇用状態に激怒しているが、それは自公民政権の政策の結果であるとの犯人探しができていない。息子は消費税の導入に絶対反対。増税と同時に何か見返りがなければ1円でも多く払いたくないという。

財政再建の意味は分らないらしい。参議院選で、民主党は消費税増に一番熱心なように連日テレビで報道していたので民主党には絶対投票しないと決めていたと。

以上お分かりのように、息子はテレビ大好き(特にサッカーの試合はテレビにかじりつき)で、政治に全く”無知”のいまどきの若者であり、安易に民主党以外の大政党自民党を選択したらしい。”無知の涙”は悲しい。

===転載終わり===

この投稿を読んで「だからB層などと言われる」とか、「マスコミを利用した愚民化政策が功を成した」とか評論する事は出来ますが、こういう考えって「家のバカ息子」のような若者だけの問題ではないと思うのです。

実はおじさんも、おばさんも、テレビのインタビューや何かで分けわかんない事言っているし「消費税10%は民主党が主張」という情報だけが、毎日の忙しさの中で頭にすり込まれている人一杯いるかも知れません。それで万が一、自民党なり、みんなの党が政権を取ったり、その一翼を担う時、消費税10%もやむなしなんていう一大キャンペーンが張られるかも知れません。

公務員の待遇を民間並みに引き下げろ なんていう公務員叩きと共に。天下り、高級官僚の厚待遇はそのままに、公務員の世界でも益々非常勤職員が増えて、国民も公務員の数を少なくして税金を節約するのだから多少の痛みはガマンしろとか。これって、小泉政権の時の主張(政策なんてものではありません)そのままではありませんか。

それで、私達に何が出来るかという事が一番大事なことで、実はそれが一番悩ましい所ではあります。B層とか言われても「純ちゃーん!」が「進次郎くーん!」になって黄色い声を上げる人達を愚かだと言うのは簡単ですが‥。まぁ、ネットの世界でも「一郎ちゃーん」と騒いでいる人もいますが。

政治家の誰々に期待して全てを托すなんて考え方私はキライでしたくないのです。政治にも社会的な事にも関心を持って我が事と考え、行動していくことしかないなのかなーと思う今日この頃でございます。

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
パンドラ 

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