老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

法務省から民主党へ突きつけられた課題

2009-09-13 11:05:45 | 民主党政権
民主党鳩山内閣のスタートを控え、各省庁が自民党から新政権へ恭順の態度を示し始めた。特に民主党が麻生政権で成立した補正予算の執行停止を唱えているだけに、それに対しての対応が目立っている。中でも『法務省、8億円分の入札「凍結」「新大臣の指示待つ」』とアサヒコムが報じているように、法務省の恭順姿勢が目を引く。

http://www.asahi.com/politics/update/0909/TKY200909080399.html

しかし、実は法務省に関しては、次の民主党政権はもっと重要な問題を法務省側から突きつけられている。それは、西松建設献金問題で小沢氏秘書が今年3月に逮捕され、同月24日に起訴された問題である。

当時いつ衆議院の解散総選挙があってもおかしくない時期に最大野党の民主党代表の秘書を逮捕して、「検察権の行使に当たって,常に不偏不党,厳正公平を旨とし」と唱う検察庁の理念に照らして、不公正ではないかと非難の声が挙がったことは記憶に新しい。法務省(刑事局)はこの逮捕・起訴した検察庁を管轄している役所(部署)である。

http://www.moj.go.jp/KEIJI/index.html
http://www.moj.go.jp/sosiki.html

この問題では、同じ西松建設の政治団体から複数の自民党議員への献金の方は不問にされ、その上小沢秘書への取り調べ状況がリークされ、メディアに連日報道され続け、そのために民主党と小沢代表に対する国民の支持率が下がり続け、ついに小沢氏は民主党代表辞任に追い込まれた。このリークと報道は一体何のためだ!との国民の疑問は未だに消えていない。

それでも今回の選挙で民主党と小沢氏個人が他を圧して大勝したということは、少なくとも今回の検察の逮捕と起訴の在り方は国民に正当・公正と思われていなかったということではないだろうか。それは過去の自民党の汚職事件が選挙で必ず議席数を減らしていることと比べれば明らかである。

そして、以上の不合理・不公正な逮捕・起訴に対して、民主党は先の国会で検察幹部の証人喚問を政府自民党に要求したが受け入れられず、今日に至っている状態である。

そのような状況下で行われた今回の選挙で、民主党へ投じられたの政権交代支持票の中には「検察権の行使に当たって,常に不偏不党,厳正公平を旨とし」と唱う検察の理念と今回の行為は乖離しているとの思いから、民主党に票を投じ、検察が自ら唱っている理念に原点回帰させよとの期待票があることは否めない。

民主党政権は被害の当事者でもあり、検察の人事を一新して今回の検察権の不公正な行使を糾し、再発防止に努めるべきである。これは民主党に投票した主権者である国民の願いでもある。組織図から見ても、法務大臣が自分の組織に属する人事を糾すことは何等問題はないはずである。

「護憲+BBS」「新政権ウォッチング」より
厚顔の美少年

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