老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

西欧中心史観からの脱却は難しい

2019-09-15 12:54:03 | 社会問題
流水さんが「愛国心雑感!」の中で引用したサミュエル・ジョンソンの言葉(「愛国心とはならず者の最後の拠り所」)に触発されたが、戦中・戦後をリサーチしてみると、歴史というものが隠れた思考パターンに囚われていることが往々にしてあるように思われてならない。

唐突であるが、歴史学の通念に疑念を持つ昨今である。第一次世界大戦、第二次世界大戦とは言うが、前者はヨーロッパの戦線であり、後者は主にヨーロッパ戦線が舞台で、日本とアメリカは後半に参戦した。日本は日中戦争(日本の侵略)に明け暮れていたにすぎない。「世界」大戦という呼称(通説)には注意が必要だろう。

そもそも「世界史」というオール・オーバー・ザ・ワールドが成立したのは19世紀になってからであり、それまでは、日本に関する限り、中国との朝貢関係に基づく冊封体制下にあったのである。

戦後史という時代区分もミスリーディングな用語である。特に8月15日の敗戦の日に戦争終結が一夜にして成ったというような歴史学の通念は俗説に近い。

実際上、ポツダム宣告(昭和20年7月)で戦争継続はできない様相を呈していたし、天皇主権という非公式の帝国概念により白旗を挙げられなかっただけなのである。(参考文献として、「オリバー・ストーンが語るもうひとつのアメリカ史1」)

8月15日の神話に拘泥していては戦後史は表面的なものに終わる。(全体的な参考文献として、木畑洋一「二0世紀の歴史」を挙げる)

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
名無しの探偵

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