老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

政治絡みの事件は検察審査会には不適切

2010-04-28 19:55:51 | 社会問題
(検察審査会、フリー百科事典「ウィキペディア」より)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A4%9C%E5%AF%9F%E5%AF%A9%E6%9F%BB%E4%BC%9A

2日続けて民主党幹部である鳩山首相(贈与不知の問題)と小沢幹事長(不動産購入問題)に対する検察審査会の議決が出たが、そもそも民主党幹部が二人も揃って市民グループによって告発されること自体が特異なことであって、そこに政治絡みの目的があることは明らかである。その上告発された出来事は随分昔の出来事であり、自民党が民主党に政権を奪われてから市民グループに事件が掘り返されている感が否めない。

即ち、市民グループ自体に民主党が野党時代には告発の意思は芽生えていなかったと想像でき、先に検察が胆沢ダムを西松建設が受注した問題で小沢幹事長の陸山会の秘書を国策逮捕して、メディアが毎日のように検察の国策リークらしき情報で小沢潰しを始めたことに触発されて、反民主党の市民グループが別件を調査開始し、告発に立ち上ったと思われる節もある。
 
一方で民主党政権を好しとしないメディアは新聞・テレビで毎日のように鳩山、小沢事件を「関係者によれば・・」との常套句で、あたかも検察のリーク情報であるかのような報道を流し続け、情報を操作し、国民感情や意思を今でも誘導していることは疑いのない事実である。

このような情報操作に、一般市民の有権者から無作為に選ばれた検察審査会のメンバーも晒されて感情や意思を誘導されていないとは断言できず、新聞、テレビの情報から何らかの予断を無意識のうちに形成し、それが審査に影響し、「市民の目」と化していることも否定できない。

さらに審査会のメンバーに反民主党の政治信条を持つ者はいないのか、極論すれば審査員が無作為に有権者から選ばれる場合にどこかの政党員(例えば自民党、共産党、公明党の党員)はいないのか、今回のように政治家絡みの事件で、なおかつ告発自体が政治色の濃い事件の場合、その辺りの要件がクリーアされて検察審査会のメンバーが選ばれていないとすれば公正なメンバーによる検察審査会の議決とは言えないはずである。

以上のように今回の事件はメディアによって政争の一環として情報が操作され、一般市民に何らかの予断が与えられて、その影響が危惧される上に、政治色の極めて濃い事件であり検察審査員に反民主党の政党構成員がいた場合に公正な審査が担保される保証が無い以上、今回の鳩山・小沢両氏の政治絡みの事件は検察審査会には不適切と言わざるを得ない。

因みに「昨年5月の改正検察審査会法施行後、検察審の2回目の起訴議決を経て強制起訴されることになったケースには、兵庫県明石市の歩道橋事故やJR福知山線脱線事故がある」(日経)とのことであるが、このような事件と上記の政治絡み事件のメディアの扱いを比較すれば、検察審査会には不適切なことが一目瞭然なはずである。

即ち歩道橋事故やJR福知山線脱線事故の場合にメディアは事実の報道にほぼ徹しており、まして情報を操作して市民を誘導するような必要はなく、検察審査会の審査員もメディアの報道から事件の真相は得ても、審査の予断となる影響を受けることは考えられないからである。

「護憲+BBS」「裁判・司法行政ウォッチング」より
厚顔の美少年
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