老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

騙す阿呆に、騙される阿呆!同じ阿呆なら、騙さなにゃ損々!

2018-12-03 11:56:18 | 安倍内閣
安倍内閣の政策の言いかえが酷い。中には、政策の本質を正反対の言葉で言い換えて恬として恥じない。

言いかえだけではない。意図的に嘘をつく。安倍内閣になってから、官僚の出す数値にまともなものがない。働き方改革の時の厚生労働省の数値。日銀までクレームをつけた内閣府の出した経済数値。入管改正法の法務省の数値、等々。いずれも意図的に改竄された数値だと言われても仕方がない。

国の統計数値が信用できないとなると、その数値に基づく政策の有効性も信用できない。その数値に基づいて論議される国会討論やメディアの政策解説も全く信用できない。

安倍政権が本当に危険なのは、このように虚偽の数値と虚偽の説明に基盤を置いた政策を実行している点にある。

少し、詳細に見てみよう。

●安倍政権の言いかえ集
(1)FTA⇒TAG (2)移民⇒外国人材 (3)徴用工⇒労働者
(4)戦闘⇒武力衝突 (5)ヘリ墜落⇒不時着 (6)共謀罪⇒テロ等準備罪
(7)公約違反⇒新しい判断 (8)カジノ⇒統合型リゾート 
(9)武器輸出⇒防衛装備移転 (10)安保法制⇒平和安全法制
(11)情報隠し⇒特定秘密保護

要するに、国民に法案の正体(真実)を知られる事を避けるために、言い換えている。言葉の言い換えで国民を騙す。この習性は、戦前の「大本営発表」以来、日本の官僚の得意技。東大文学という造語まで作られている。

安倍首相には、これに加えて、【ご飯論法】という得意技がある。「わたしは朝ごはんを食べていませんよ。パンを食べました」という屁理屈である。小学校教師だった妻から言わせると、この種の屁理屈は、ずる賢い小学生がよく言い訳に使うそうだ。何となく、教師や大人を手玉に取ったような気分になるのだろう。

こんな小学生の悪ガキレベルの論法を恥ずかしげもなく国会で展開しているのが、日本の最高権力者である安倍首相。お粗末すぎて涙も出ない。

さらに加えて、言い換えだけならまだしも、平気で嘘をつき、国民を騙しにかかるのだから、悪辣と言う以外ない。

安倍政権の嘘を羅列してみる。(植草一秀氏による。)

1「アベノミクス」の嘘
2「民営化」の嘘
3「働き方改革」の嘘
4「2020東京五輪」の嘘
5「日航ジャンボ機123便」の嘘
6「平和安全法制」の嘘
7「刑事司法」の嘘
8「TPPプラス」の嘘
9「消費税で社会保障」の嘘

いちいち説明するのも馬鹿馬鹿しいが、1の「アベノミクス」の嘘などメディアで検証もしない。安倍内閣の政権公約の一丁目一番地の政策が【アベノミクス】である。政権発足以来5年に及ぶ安倍政権。その一丁目一番地の公約の検証もしないメディアや御用評論家どもは、どの面下げて人前に出られるのだと思う。

日銀による異例の金融緩和と国債買い入れ、株式の大量購入以外に何もなかったのがアベノミクス。今や、その後遺症は深刻。日銀がこの蟻地獄からどうすれば脱曲できるか。誰にも分からない。アベノミクスは大失敗だった、と言うのが経済学者の通説。

民営化などと言えば、一見もっともらしく聞こえるが、これが【新自由主義政策】の肝の政策という認識が必要。民営化の実態は、【官業払下げ】である。例えば、郵政民営化。国民のだれからも、郵便局のサービスが向上したなどという話は聞かない。要するに、国家の財政資金を投じた国民共有の資産をハゲタカ資本が掠め取るという構図が民営化の実態。

安倍内閣は、PFI法改正を行い、国民共有の財産をハゲタカ資本に叩き売ろうとしている。今国会で問題になっている水道法改正などその最たるものだ。その前に種子法改正。次は漁業に民間会社が進出できるようにして、中小零細漁師は食えなくなるだろう。漁業の民営化とは、要するに大半の漁業者が食えなくなる方式。シャッター通り商店街の漁業版である。

このように、【民営化】とは、日本や日本人が営々として築き上げてきた様々ノウハウや財産をハゲタカ資本に叩き売る【売国法案】がその本質。

※PFI法
https://search.yahoo.co.jp/search;_ylt=A2RA7LLergNcIAkApteJBtF7?p=pfi%E6%B3%95&search.x=1&fr=top_ga1_sa&tid=top_ga1_sa&ei=UTF-8&aq=2&oq=pfi&at=s&aa=&ai=N0FE0DUNRhOMHtGDsd0vjA&ts=13567


前の国会で問題になった「働き方改革」の本質は、【働かせ方改革】に他ならない。

その他、書けばきりがない。安倍政権の本質は、全てこのような国民騙しの政策にある。ただこれを正直に言えば、選挙に勝てない。国民受けをするように、如何に本質を隠し、如何に口当たりがよいように見せるか、に全ての政治努力が傾注されている。

国民は、騙されてはいけない。彼らは国民のためなど決して考えない。全ては自分のため。国民向けの甘い言葉は、自らの権力保持のため。彼らは、権力保持のためにはなりふり構わず持てる権力を総動員してはばからない。しかし、決して国民のためには使わない。

日本のインフラの劣化が激しい、とNHKがわめいていた。しかし、最も劣化が激しいのは、三権分立の制度だと考えなければならない。

内閣(行政)の劣化は、行政の基本である統計数値の意図的改竄、虚偽の数値の記入など、公文書の改竄、意図的な未記入など、もはや統治の基本が崩壊している。おまけに、戦後の官僚制度で例をみない財務省の不祥事ですら、財務大臣が責任をとらない、という【無責任】の原則が蔓延している。

国会(立法)の形骸化も激しい。審議時間さえ稼げば、法案の中身などお構いなし。国会答弁で「ご飯論法」が堂々とまかり通るのだから、子供たちの学級会レベルにすら及ばない。自分自身の頭で判断し行動するというイロハのイすらできない議員が横行し、もはや国会議員などは必要ないレベルに劣化している。

司法も腐りきっている。甘利議員の「収賄容疑」も不起訴。小渕優子も同様。要するに巨悪は全て見逃す。それでいて、弱い立場の人間には、居丈高に「法の支配」を振りかざす。「ひらめ裁判官」が横行し、住民訴訟では、高裁、最高裁では、国や地方公共団体がほとんど勝訴する。警察、検察、裁判所の腐敗は、止めようのないレベルに達している。

メディアも腐りきっている。TV、新聞、雑誌などの劣化は目を覆わんばかり。同じ出所のニュースを横並びで流し、執拗にそれを繰り返す。典型的な競争のない世界で惰眠をむさぼっている。それでいて、高給をとっているのだから始末に負えない。

日本国内ではこんなに国民を馬鹿にし、偉そうにふんぞり返っている権力者どもだが、米国の要求には従順。逆らう気持ちなどさらさらない。文字通りのポチ公ども。その為、今や日本の国富はハゲタカどもに売りわたされようとしている。

一番最悪なのは、人口減少ではない。人口減少を経済再建の鍵にする経済学は、すでにヨーロッパでは主流になりつつあるが、日本では話題にもならない。このあたりの知性の劣化が現在の日本の状況である。

では何が最悪なのか。【人心の劣化】である。【魚は頭から腐る】。人心の劣化の最大要因は、支配層の劣化に他ならない。人心劣化の大半の責任は、支配層にある。支配層連中のなかにも優れて人間は多少は存在しているが、大半は、【空気】に流されて惰眠をむさぼっている。この「劣化病」という伝染病にも似た「空気」の蔓延は、日本を静かなる【死】に導いている。

キェルケゴールのいう【死に至る病】が日本全国に蔓延していると考えなければならない。もはや手遅れかもしれないが、ここで覚醒しなければ、日本の未来はないと断言できる。

「護憲+BBS」「政権ウォッチング」より
流水
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1 コメント

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先進国における国民国家の溶解 (竹内春一)
2018-12-03 22:19:07
アメリカをunited states と言うが、政治家、国民、企業同士が喧嘩ばかりするのが常態化している。unite は団結するという意味であるが、今では自分勝手なことばかり言う、divertな国になっている。大統領に限らず、すべての国民がそうである。

我が日本でも、首相といえば国の最高権力者だから、嘘つきと批判するのは常識として、かってははばかられたものである。ところが今では聞くに耐えない評価に溢れている。
”安倍首相の正体は反日売国グローバリスト”
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/242691

経済のグローバリズム、自由主義は経済発展のスピードを上げたが、欠点として国民各位の意見の分裂を招いて議論の収集がつかない。世界的規模で意見の分散が起きており、首相自身、日本をどのような国にしたいのかわからない。まほろば、美しいという情緒的言葉では信用されない。

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