老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

映画「i-新聞記者ドキュメント」を観て下さい

2019-11-15 09:06:48 | 社会問題
「新聞記者」の映画が面白かったと評判だったが、そのモデルとなった東京新聞の望月衣塑子記者を追う、この映画は、それを超える面白さ…と言っていてはいけないのだろう。正確には、ドラマを超える「怖いリアル」のドキュメンタリー。

何が怖いかというと、今の政治の酷さ。それが望月記者の追及で炙り出される。他の政治記者はどこに行っちゃったの?という報道の酷さも。

官邸の記者会見で、望月記者が質問をすると、必ず妨害の声が入る。質問前の事実説明に対し、「質問してください」と言い、「時間です」と言うロボットのような機械的な声がとても不気味。

辺野古の埋め立てに、海は赤く染まっている。これでは珊瑚は死ぬだろう。赤土は10%という公約が、あの埋立て用の土を見て誰が信じるだろうか。その責任を追及しても、ひたすらはぐらかし、時間だと打ち切る。

菅氏の「あなたに答える必要はありません」といった回答は、国民に対してあまりにも不真面目・不誠実だ。新聞記者は国民が知りたいことを質問しているのだから。

森友・加計問題でも、疑惑に対し、安倍首相は「関係ない」の一言で済ませる。今や政治家の犯罪は、追及されずに済むのか?政治家に忖度し、おもねる裁判官と官僚。日本の三権分立は腐敗し瓦解した。
 
宮古島の自衛隊基地や石油備蓄の真相が島民には知らされずに設置されたことや、伊藤詩織氏へのセクハラ事件の取材と、現地に飛び、目で見て、聴いて、きちんとインタビューして記事を書く多忙な日々が映し出される。

森監督の取材を邪魔しようと、道路さえ彼を通さない守衛や警官たちも描かれる。日本の「報道の自由」はどこに行ったの?

望月記者の質問によって、日本の政治の酷さが炙り出されてくる。これはまさに、今観るべき映画。どうぞ皆さん、ぜひご覧になってください。

※映画『新聞記者ドキュメント』公式サイト
http://i-shimbunkisha.jp/

「護憲+BBS」「明日へのビタミン!ちょっといい映画・本・音楽・美術」より


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