老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

民主党、日銀総裁人事やいかに

2013-03-05 22:57:59 | 国会
今日(5日)の参議院代表質問での、民主党輿石参議員会長の日銀総裁人事に関する質問は歯切れが悪く、黒田氏容認やむなしのような雰囲気であった、昨日民主党細野幹事長は、「落ち着いて答弁しており、安定感がある人だという印象を受けた」と述べ、また別の民主党幹部は「空白は作れないので反対できない」と明言したと、朝日新聞は報じている。

全く「貧すれば鈍す」というか、政権をとる前の野党民主党の舌鋒鋭い姿はなく、野党らしからぬ野党に成り下がった感じである。今回の日銀総裁人事を飲むのであれば、少なくとももう少し策を練るべきである。

例えば、安倍首相も、最終的にアベノミクスで物価だけが上がり、社員の給与アップに繋がらないことや、そのタイムラグを気にかけて、社員の給与アップを異例な形で経団連に要請して、連合会長のお株を奪った形である。そして、それに呼応した企業も散見されるが、まだ大きな流れには成っていない。

そこでそれを逆手に取り、春の定期昇給と夏のボーナスアップを安倍首相と経団連会長とが確約する事を日銀総裁人事承認の条件にすることを自民党と安倍首相に申し入れたらどうだろうか。巷間大企業は小泉内閣時代の非正規社員制度の導入で社員の給与を低く押さえ、貯めた内部留保は200兆円に達していると言われる。

仮に安倍首相と経団連が民主党の要求を拒否すれば、提案された日銀総裁案に反対票を投じるだけである。そうなればアベノミクスで上昇した株価はどうなるか、アベノミクスの崩壊につながりかねないことは彼らも分かっていよう。暴騰している株価は今や安倍政権のアキレス腱でもあり、拒否もできまい。一方このようにため込んだ内部留保を吐き出させ、社員への配分を要求する民主党の日銀総裁をめぐる条件闘争は正義に叶い、成功しても失敗しても国民の納得は得られるはずである。

また黒田日銀総裁候補も昨日、「デフレ脱却のためには何でもやる」と国会(国民の前)で啖呵を切ったのであるから、民主党の条件闘争には納得せざるを得まい。とにかく冒頭の民主党幹部の無策で情けない発言は、これまで民主党に票を投じた有権者には耐えられない内容である。

「護憲+BBS」「国会ウォッチング」より
厚顔の美少年

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