老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

「政治家」の資質

2015-10-11 11:19:51 | 自民党政治
安倍政権に変わって見えてきた政治の本質というものがある。政治の根源という問題と言ってもよいだろう。

それは、政治家(一応、近代以後に限定)という者は、たとえ自分が容認できないとか好きになれない基本原則があったとしても、法律の改革という手続きがあって初めてその容認できない原理を否定できるのであり、その手続きを取らずに事を決するのはもはや政治家のやることでははいということである。この基本原理こそが近代の政治原理であると思う。

具体的なケースで上記の原理を見てみると、安倍首相と自民党政権が容認できない、好きではない基本原則は日本国憲法の三大原則;基本的人権の尊重、国民主権、平和主義である。つまり、彼らは憲法の基本原理こそが大嫌いなのである。それは自民党の憲法改正案を見てみれば分かるというものである。

「憲法尊重擁護義務」という条項が憲法で規定されているが、彼らはこれを一切護る意識はないと考えられる。立憲主義の規定と解釈される条項であるが、政治家というものの最低限度の資質を計るバロメーター的な規定である。

安倍首相が最低程度の政治家の条件をかなぐり捨てて踏み込んだのが、あの憲法9条への挑戦である、解釈による集団的自衛権の行使容認であった。「憲法による政治」という政治家としての責任を放棄して、自爆に近い行動に出たということである。

人は好き嫌いとか自分の野望だけで政治を行うことはできない存在である。そして、そういうやってはいけない政治の逸脱を容認しているのが自民党と公明党である。

日本の与党に政治家のプロフェッショナルがいなくなったということ。政治家の職業倫理も崩壊しているということ。まともな政治も存在不可能な状況になっているということだ。

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
名無しの探偵
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