今まで、引越の度により広い部屋へ移動していた為か
物を増やす引越を繰り返していました。
人が一人暮らすのに必要な物って
本当はそう多くはないのです。
ただ、「あったら便利かな？」
「コレ、あったら素敵かも？」というくだらない理由で
色々な物を家に招き入れて来た結果が
物の多い部屋になる訳です。
物の適量という奴はやはり人によって違うもので
やたら物持ちの良い人もいれば、
物は最小限の人も居ます。
私の場合、物を作るのが好きだった為
かなりの材料となるモノ・作った物をため込んでいた事もあり、
とても大変な作業になっています。
無闇に色々な物を作らなければいけない状況も手伝って
物が増える事を許した事、たまたま収納が得意なのも手伝って
物が入り込んでいてもその量の多さに気が付かなった事も
大きな原因といえます。
引越が理由ではなくても、普段から物と向き合う事を怠けていると
どんなに片付けが得意な人でも、汚部屋へまっしぐらです。
「片付けが得意」っていうのも物を増やす原因ともいえます。
「運が良くなる片付け」って言葉が横行していますが、
運が良くなるのではなく、片付けによってキレイになった部屋にいると
気持ちが上がるので運が良くなったように感じるだけだと思います。
只、気のせいだったとしても
気持ち良く生活できるのであれば、その方が良いよって話です。
だったら、「自分は物が多い生活の方が快適だ！」と言って
物を増やし続ける人もいるでしょう。
自分だけの城に住んでいるなら、その範囲内であれば誰にも迷惑はかけていないし…
とか思っていても、いつの間にか人に迷惑をかける量になるまで
気が付かない人もいるものです。
物が原因で大事な人と別れる人も居ます。
怖い話ですが、これも事実。
物と向き合うのは、きっと自分と向き合う事なのでしょう。
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