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路地猫~rojineko~

路地で出会った猫と人。気付かなければ出会う事のない風景がある。カメラで紡いだ、小さな小さな物語。

再会の街

2008-10-11 | 『尚人・直人・チビ』

先日、懐かしい猫に再会した。

巌窟王事件以降、姿が見えなくなっていた『尚人』だ。

暫くは公園にいたのだが、

最近ではすっかり常連メンバーから外れていた。

その『尚人』、何処に居たかと言うと…

以前居た公園からかなり離れた大通りに面した病院の植え込みの中。

交差点の信号を渡って家に向かう私に

「ニャ~オゥ!ニャ~オゥッ!」と、

かなりの大きな声で呼び止めた。

ビックリして植え込みを掻き分け覗き込む私の顔を

まん丸な瞳で見詰めては

茂みをぐいぐい掻き分け、強引に出て来ようとしている。

植え込みを見詰めて立ち止まっている私を

道路の工事中の作業員の方々が不思議そうに見ていた。



ズボっと顔を出した顔を見るとやっぱり『尚人』だ。

随分と会っていなかったが、痩せてはいない。

ちゃんと食べているようで毛並みも良い。

グリグリ頭を撫で回しながら尻尾を見ると…




あれ?




タマが無い。『尚人』は雌じゃなかったよなぁ?

「お前さん、人違い(猫違い)してないかい?」

お前が雌なら、知り合いの猫にお前のような猫はいないのだけれど。。



グルグルと色んな考えが頭を回る。



いや、これは『尚人』だ。(多分)

おそらく、拾われて家猫になった『尚人』は去勢手術を受け

何かの拍子に家を飛び出し迷子になっているに違いない。

でないと初対面の猫にこんな風に声を掛けられる事はないだろう。




「しかし、お前も随分波乱万丈な人生(猫生)だな。」




再会の街で、かつての旧友がニューハーフになっていたなんて

今時珍しい事でもなんでもないが、

久し振りに会った『尚人』は

何故かとても「良く喋る猫」になっていた。





※イラストは大好きな和田誠さん風にペンタブで描いてみました。
  尚人の写真が夜遅くて撮れなかったもので…すいません。






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コメント (4)
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