花の後

来る終焉

ソメイヨシノの散りさくらの散り始め日々繰り返される日々同じ日は平日で雨、雨の日曜日その割には風が北風だ、冷たく直ぐに強張る未だそんなに欲しいのか明日は春分の日。灰色、煤色の微粒子が......

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ソメイヨシノの終演
３月末の枝垂れ桜の咲きから始まった桜は、山桜、染井吉野の咲きで春を待つ人々の思いとときめきに一気に火を点け歓喜はPeakに達する。
いま、我町のソメイヨシノは散り樹木には花に替わり黄緑の小葉が蔽う、
そのなかでこの春最後の八重桜が満開となって樹木を八重の重厚な花で蔽うが、桜はソメイヨシノで終わり、そう思うのか八重の下で足を止める人は少ない。

葉桜

枝に付く花はなく替わり小葉が蔽う
花亡き後の醜い家鴨の子

花に替わる一葉は小さく
未だ大人に生れていない顔は素顔で
初心さが残る

その初心がとれ
木の葉が花となって蔽うのはもう少し先
一雨・・毎に化粧して
花後の顔ができるのが５月。