JAZZ from Nishinomiya

V・プレミアリーグのJTマーヴェラスを応援しつつ、日々の出来事や雑感を語ります。ときどき毒づきます。

レーパンとスネ毛

2012年05月21日 00時54分06秒 | 自転車
前記事の最後にすね毛がどうたらと書きましたが、レーパンを履いたらなぜすね毛を剃るのか。これはある意味、謎なんですよ。

ちなみにレーパンってのはあのピチピチの短パンみたいなスパッツみたいなやつね。ダブつきがないので動きやすいし空気抵抗も少なく、お尻の部分にパッドが入っているから、クッションの少ない自転車サドルに長時間座っていても比較的お尻が痛くならない(言うまでもなくスポーツバイクのサドルには、ママチャリみたいなクッション目的のスプリングはありません)。

なにはともあれ、レーパンを履いたらすね毛を剃る、というのが、自転車界では伝統になっております。我々アマチュアはともかく、プロになるとほぼ100%剃っています。

なんでだろう。理由はいくつか挙げられてるんですが・・・


【理由その1】 涼しいから

まあ確かに、毛があるよりも無い方が、涼しいですわな。特に夏は。

【理由その2】 空気抵抗が小さくなるから

これなんて半ば冗談というか強引な理由付けだと思うんですが、実際のところはどうなんでしょうか。俺はすね毛が結構濃いのですが、去年の夏にレーパンを履いた時、剃ったんですよね。又下20㎝から下を全部。それで銭湯に行った時(これがなかなか恥ずかしいw)、湯船に足を入れたら「おっ!」と思って。明らかに毛がある時に比べて水中の抵抗が少ないわけですよ。スルッとお湯に突き刺さるわけですよ。水中ではたしかに抵抗は減る。ただ空気中でどこまで影響があるのか、タイム短縮につながるのか、微妙なところではあります。

【理由その3】 軽量化

自転車界では、乱暴な言い方をすると、フレームにせよホイールにせよ、高級なもの=軽量という構図が成り立ちます。もちろん一概には言えないけど、同じパーツでも高いものは強度や合成を確保しつつ、軽量に作られています。

すね毛を剃ったくらいで何グラムの軽量化につながるか知りませんが、まあさすがにこれはこじつけでしょうw

【理由その4】 怪我したときに毛がない方がいい

これはたしかにその通り。自転車で落車したとき、だいたい擦り傷とかできますが、そういう時には毛がない方がなにかと手当てしやすいです。競輪選手なんかもたいてい剃ってますわな。

【理由その5】 マッサージしやすい

プロなんかは大きなロードレースになると、1日200km走ってそれが2~3週間という世界です。レースなどのあとに、当然脚のマッサージを受けたりしますが、たしかに毛がない方がいいと思います。クリームとか塗る場合もあるでしょうし。

【理由その6】 見た目の問題

プロはともかく、実はこれが最大の理由じゃないのかと思ったりします。レーパンに濃いすね毛って、たしかに見た目がよろしくない。薄い人はべつにいいんでしょうけどね。

とあるプロ選手なんて「なんでスネ毛を剃るのかって?考えたこともないよ。スネ毛は剃るもんだよ」とか言うらしいですから、これはもう理屈じゃないのかもしれませんね(笑)


ちなみに、すね毛の処理方法ですが、最も一般的なのはT字カミソリで剃る。次いで除毛クリーム。剃らないまでもバリカンで刈る人とか、見た目だけの問題なら脱色する人とかもいるみたいですよ。男がすね毛を剃るなんて、って言う人も多いでしょうけど、たしかにレーパンにすね毛は似合わないなぁと思いますね。


しかしまあ、こういうことを真面目に記事にすると、自転車乗りって痛いなぁ、とは思います(笑)


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