昨日も書きましたが、厚生労働省は新型コロナウイルスの患者が国内で大幅に増えたときに備えて、専門外来の窓口の増設や、一般の医療機関についても感染症対応病床の整備などを検討するよう、全国の自治体に求めました。これに合わせて厚生労働省は、今後感染がピークを迎えたときの1日当たりの患者数を推定するための計算式を示しました。
NHKニュースWeb 2020年3月9日 18時09分 によると、厚生労働省は、「推計のとおりにならない可能性も高いため、実際の感染状況を踏まえて適切に医療体制を確保することが必要だ。今後、新たな知見に基づき計算式を見直す可能性もある」と発表しています。
この計算式がどういうものか、Webで検索しましたが、どこにも載っていません。計算結果の数字として大変大きな患者数が出されています。計算式がどのような根拠に基づくものか、WHOや中国や諸外国の感染事例データや報告をどう参考にしているのか、全くわかりません。たいへん重大なことなのに、なぜ Webなどで公表しないのでしょうか。
「新たな知見に基づき計算式を見直す可能性もある」というのなら、まず私が提案した「保母さんが感染した全保育園の接触者全員検査」を即座に実施してください。園児の保護者も対象にすれば子供から大人への感染可能性もわかります。そうすれば日本として確実な 「新たな知見」 を得ることができます。
専門家なら、そうしたことを的確に提案し実施してください。今までのところでは、どうも信頼感に欠けますね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます