花の公園・俳句 ing

日本は素晴しい花の国。美しい花々と公園、四季折々の風景を記録したいと思います。我流の俳句は06年3月12日からです。

伊奈姫に町名の由来を知る

2015年11月08日 06時23分48秒 | ばら     
ソフトピンクの大輪・平開咲きのバラ、イナ姫 (Climber) 。

埼玉県伊奈町のために小山昭男氏が作出した品種で、今のところ
ここにしか無いようです。小山氏は埼玉県白岡市柴山の小山バラ園
の代表者で、マイルージュという美しいバラも氏の作出です。
なぜイナとカタカナになっているのかは分かりません。

伊奈町は戦国武将から大名となった伊奈備前守忠次 (1550-1610) が
町名の由来だそうです。

伊奈氏は足利氏の支流である戸崎氏の分家といわれ、初め荒川氏
を称していましたが、将軍足利義尚 (在位 1473-1489) から荒川易氏
(やすうじ) が信濃国伊那郡の一部を与えられ、易氏の孫の易次(やす
つぐ)が伊奈熊蔵と号しました。ここから伊奈氏を称するわけですが、
伊奈の名は長野県の伊那から来ているわけです。

伊奈忠次は易次の曾孫で、天正10年 (1582) の本能寺の変に際し、
堺にいた徳川家康を本国へと脱出させた伊賀越えに小栗吉忠らと
共に貢献し、その功により父の旧領・小島城(現・愛知県西尾市小島町)
を与えられ、また三遠奉行の一人として吉忠の同心となり、後に代官衆
の筆頭になりました。
家康の関東移封 (1590) 後は武蔵国足立郡小室および鴻巣の1万石を
与えられ、現・伊奈町大字小室字丸山にある伊奈陣屋 (伊奈氏屋敷・
実際には城構え) を居館とし、関東代官頭として各地で検地、新田開発、
河川改修などを行いました。関東各地に残る備前渠や備前堤と呼ばれ
る運河や堤防はいずれも忠次の官位 「備前守」 に由来しているそう
です。 (参考: Wikipedia)

作出者  日本  小山昭男 2012年。 
     (埼玉県伊奈町 伊那町制施行記念公園 2015年10月30日、
                          同10月26日)
     
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メインは 伊那町制施行記念公園 2015年10月26日。
下3枚は 同 10月30日。




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