ベルばらの３つ目 ロザリー

柔らかなピンクのロゼット咲きで、ブーケのような大きな房咲きになるバラ、
ロザリー・ラ・モリエール　Rosalie La Morlière　(Floribunda)。　

秋なので少しきれいなロゼット咲きの状態ではないようですが、HMFでは
cupped-to-flat bloom とありますから、平開しするのも普通なのかもしれ
ません。
2010年リヨン国際コンクール　グランドローズ オブ ザ センチュリー受賞。
別名　MEILONPIAS。

Wikipedia によると、彼女は 「ベルサイユのばら」 の創作上の人物です。
1763年頃に生まれ、12才のころ、生活のためパリに出て客を引こうと決意
して偶然に男装のオスカルに声をかけ、救われたことから生涯オスカルを
慕い続けることになります。

貧しい生活を送っているにもかかわらず、病気の母を献身的に看病し、
我が身を省みずに貴族から子供を庇う、乏しい食料を分け与えるなどたい
へん優しい性格で、オスカルから 「私の春風」 と呼ばれるほどでした。
　
作出者　フランス　ミシェル・メイアン　Michèle Meilland Richardier
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2009年以前。
販売者　日本で　　京成バラ園芸　2014年、’ロザリー ラ モリエール’ 名で。
ということは、このバラの販売は日本が初めてになるようです。
　　　　　（埼玉県伊奈町　　伊奈町制施行記念公園　　2015年10月30日、　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　同　10月26日）
　　　　　
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上３枚は　伊奈町制施行記念公園　　2015年10月30日。

下２枚は　同　10月26日。