CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

ちょっと不思議な感覚

2021年06月19日 | AMERICAN ROCK

1Deep Purpleのボーカルを務めたロッド・エバンスに、米サイケデリック・バンド、Iron Butterflyからギタリストとベーシスト、そして後に日本でAOR系シンガー・ソング・ライターでちょこっと人気があったボビー・コールドウェルとは同名別人のお方がドラムスとし参加した4人組スーパー・バンド。(スーパーと称するには、少々躊躇しないわけでもないが...)

知る人ぞ知る、知らない人は全く知らないロック・バンド、Captain Beyond

その彼らの1972年デビューのアルバムがこれ! セルフ・タイトルのCaptain Beyond

芸風はハード・ロックにスペーシーで少々プログレのふりかけを塗した感じですかね?

(インター・ステラーを思い起こすような氷に閉ざされた山岳地帯を歩く、メンバー達。むむ〜、これがスペーシーなる所以か?)

タイトなサウンドとしっかりしたボーカルは安定感があり、割と良く出来たアルバムである。

バンド活動はその後も続いていくが、残念な事にセカンド・アルバム制作後ロッド・エバンスが脱退し、新メンバーを加えて制作したサード・アルバムはその4年後とかなり間の空いたことから忘れられた存在になってしまった感がある。

このバンドに関して一番不思議に思ったのは、彼らのデビューがオールマン・ブラザーズらサザンー・ロック・バンドらが所属していたキャプリコーン・レーベル。

このアルバムのミキシングは、若きオールマン兄弟が結成したバンド、Hour Glassのメンバーであり、その後オールマン・ブラザーズのアルバムの制作に関わったアラバマ出身バリバリのサザーン・マン、ジョニー・サンドリン。

その彼が関わった事で、敬意を表したのかどうか? ロッド・エバンスのボーカルも若干サザーン・バンドのそれに聴こえないこともないがそれにしても不思議な取り合わせ。

実物を見たことはないが、当時の米盤のレコード・ジャケには、ストーンズのサタニック・マジェスティーズ・リクエストのジャケで有名な3Dのレンチキュラーが貼り付けられた豪華仕様。

(レンチキュラーが貼り付けられたオリジナルLPのジャケデザインらしい... 知らんけど)

キャプリコーンとしてはレーベルの将来を見据えて、新人バンドのプロモにお金をかけサザーンバンド以外のアーティストにも力を入れて間口を広げようとしていたのかもしれない。

しかし残念ながらそれまで活況を見せていたサザーン・ロックも70年代中頃から様々な理由でかっての勢いをなくしキャプリコーン・レーベルは1980年その幕を閉じる事に… ()




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