スクラムタイフーンNo９、No10 からのブルー

Trouville 1864 　ウジェーヌ・ブーダン


Rivage de Pontrieuy, Cote du Nord 1874　　ウジェーヌ・ブーダン

かつてこのブログに書いたことがあるが、フランスのノルマンディー地方オンフルールにある美術館に、ブーダンの絵が多く展示されていた。
それはつまり、地元の画家ということだ。
印象派に先んじて、自然光に魅せられた画家なのだろう、画面に空の占める割合が半分を超えている。
だから、低刺激で取り立てて印象強くないけれど、いつの間にか受け入れてしまうそんな絵だ。
いま、日本を台風の特に９号と１０号がスクラムを組んで上空から攻撃を仕掛けてきている。
しかも、ことのほか熱い空気を間に挟みこんでの手の込みようだ。
そんな気象現象に意図的な悪意があるはずも無いけれど、やましさを持っている人間は恨めしく空を見上げてしまうのだ。
いやいや、勝手な思い込みだから。
美しく晴れやかな空を思い出そうよ。
ほうら、ブーダンの絵をここに進呈しよう。
青に浄化されたくなりはしないだろうか。

昨日のフェニックス

昨日の夕方、フェニックスが大空に出現した。
生まれたての金色に輝く羽を空いっぱいに広げる姿は、圧巻だ。
やがてその色が赤みを帯び、程なくして紅に染まった。
美しく雄々しい羽は炎となって形をなくし、次の再生に備えるのだろう。
その瞬間に立ち会えたことに、しばらく興奮が冷めないでいた。

夏らしさかな？

夏らしさといえば、青い空、白い雲、鮮やかな濃い緑、ぱっちりくっきりとしたコントラスト絶大な影。
このかわいらしい黄色と赤のローリーポップは、ヤマボウシの実。
暑くて家から出たくないけれど、心の健康のために広々としたところへ向かって行った日曜日の午後だ。

SNSで話題だったんですね、バタフライピー

花一輪のストレートティー


ストレートティーにレモン果汁数滴

やっとね、バタフライピーの花を使ってのハーブティーをやってみたよ。
一輪だけだからほんのり色づく程度でも、綺麗な青い色に水が染まった。
そして、レモン果汁を数滴たらしたら、今度は紫へと変化して、目と心が爽快感に満たされる。
味はね、やっぱり一輪だけということもあって、ほぼ無味無臭だったかな。
今度はもうちょっと花が咲いたときにやってみようかな。
もっと鮮やかな色にあってみたいからね。