栽培したいな実のなる木・・・ミカンなど

最近、自宅で生ったというミカンをいただいた。
でっぷりと大きく、パンと皮の張った、甘さと酸味のしっかりした美味しいミカンだった。
なんと、確かにミカンの北限、リンゴの南限といわれる地域だけれど、これほどきちんとしたものができるとは大いに驚いた。
ホームセンターや園芸センターなどに、ミカンやレモン、洋ナシの苗木が売っている。
まったく育たないものを売っているわけではないだろから、かなり気持ちが惹かれる。
大きな実がボロンボロンとたわわに生っているところは、見ごたえ満点だろう。
リンゴも棄て難いし・・・
今のところ、大きな実が生るのはユズだけ。
カラスなどの鳥の被害にあうこと免れないけれど、試しに成功例のあるミカンを入手しようか。

マルティーニの青に癒されて

Frontespizio del Commento di Servio a Virgilio

余裕なく時間ばかりが過ぎてしまった。
書きたいことがたくさんあっても、体力がついていかない。
そう、いろいろなことがありすぎたのだ。
だからこそ、絵を見なくちゃならない。
じっくりと絵を向き合うことで、雑に流れてしまう時間を押しとどめることができそうだ。
音楽に身を委ねても、読書で本の世界に浸りこんでも、同じような感覚は得られる。
けれども、どちらも速度を持っている。
絵の上には、時間が止まっている。
いや、先に進むことを促されないといったほうがよりしっくりきそうだ。
ことさら、このシモーネ・マルティーニの絵たちは静穏だ。
青と金、青と白の色の効果かもしれないけれど。
忘れてはならない、聖者画説教している絵の円環、聖母子の三角形といった安定した構図も、もちろん重要な効果を担っているが。
ゆえに、この絵を見ていると心が穏やかに静まってくる。
さてあなたも、マルティーニの魔法に、すっかり魅了されてはいかがだろうか。


The Madonnna and child