rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

蒸し暑さ、小休止

2016-07-16 22:26:40 | 日記
ホント助かります、体力と気力が戻ってきました。
昨日は肌寒さを感じるくらいの、今日は苦もなく動けるくらいの気温になって、体の負担が激減です。
おかげさまで今日などは、家の掃除を丁寧にして庭の草抜き、夕食もきちんと作れたました。
エアコンで快適空間を作れても、それは限られた空間の中だけで限定されています。
一歩こそから出ると、容赦ない自然がまっていて、思い通りになりません。
蒸し暑いと不快指数が高くなって、人の気持ちはイライラしがちです。
とりあえず、この2日間は思わぬプレゼント、あたり一帯の温度が下がって全ての物が調子を回復できました。
明日から暑さが戻ってくるようだけれど、これでちょっとは楽になるでしょう。
でも、もう早睡魔が私を打ち倒そうとしています。
たぶん、いくらも経たないうちに決着がつくでしょうけれども・・・

そういえば、今日の夕方に今季初のヒグラシの音を聞きました。
そしていまは、ニイニイゼミが途切れることなく鳴いています。
かなり大音量ですから、窓を閉めないとうるさいくらいですね。


ヴァカンスをあなたに

2016-07-11 21:09:13 | アート

Cape Light

アメリカの写真家ジョエル・マイヤーウィッツの写真集”Cape Light"には、私が海に求めるものがある。
どこまでも広がる水平線、波の立たない静けさ、穏やかな自然だ。
このような海ならば、ずっと傍にいたい。
見晴らしのいいテラスに長いすを出して、本を読んだり物思いにふけるのだ。
イベント盛りだくさんのヴァカンスなど、嫌いだ。
ゆったりとくつろぎ、かすかに聞こえる波の音、カモメたちがゆったり空に舞うのを見ながら時折散歩に出かけるくらいで十分だ。
いかがだろう、このようなヴァカンスは。
青と白の世界に飛び込んでしまおうか。


助六の犬化

2016-07-09 22:38:29 | 
夕食の支度をしながらふと窓の外を見てみると、畑沿いの道路を歩く義母と助六の姿があった。
雨上がりの空に灰紫色の雲が切れ切れに浮かび、雲間から橙色の夕日が覗く。
義母の歩みに合わせるように、尻尾をピンと立てて助六は歩く。
義母が立ち止まると2mくらい離れたところで助六も立ち止まり、義母を振り返っては待つ。
あまりに動かない義母を待ちきれず、助六は近寄って歩こうと催促する。
助六は弱虫雄猫だから、単独では遠出をしたがらない。
だから、義母が畑の様子を見に行ったり、畑仕事をするときには、だいたい付いていくのだ。
前のねこも、よく義母のあとについて歩いていたけれど、どうやら義母は猫を犬化させる魔法を使うようだ。
タタタと楽しそうに追随する猫の姿は、なんともほほえましく、私を束の間癒してくれた。


実感、人を生かすも殺すもやはり人だった

2016-07-07 22:36:47 | つぶやき&ぼやき
ただの愚痴。
まったく、人はなんて生き物なのだろう。
人を損なうのも、幸せにするのも、やはり人なのだと実感することがあった。
たまたま教育現場で仕事をしているけれど、いわゆる大人によって大きな失望感を味わい、ささやかな幸せを子供から与えられた。
期待しちゃいけないのは重々承知しているつもりだけれど、経験と知恵、理性によって言動を補正できるだろう大人は、結局のところ何の進歩が見受けられないようだ。
もちろん、自分は棚の上において今ものを言っているわけだが・・・
至らない自分でも精一杯の善意を持って、でも他人に見返りと期待を抱かないよう少しは適当さを付け加えて仕事に当たっているが、あまりのつれない言葉にすっかりやる気をなくしてしまった。
やさぐれてしまった気持ちを立て直せず仕事をしていたなら、子供の何気ない小さな親切に救われ、つくづく人のカオスを感じた。
たしかに、教育現場は過酷で、超絶長時間労働と際限ない制約、お上からの過剰なお達しに身も心も削られる。
そこに従事しているうちに、心が硬直して保身に凝り固まるのも止む終えないのもわからなくもない。
思いやりとか心意気など、遠くに投げやらないとできないことなのかもしれないけれど。
でも、人を育てる場が、それでいいのだろうか?
「人の長所を見つけてそこを伸ばすこと」
お題目は立派なのだけれど、ただそれだけのようだ。
そこではいわゆる二級市民の私は、人にあらず的な存在とうすうす感じていたけれど、まさしくその通りらしい。
たしかに、どこの世界、どこの職場、どこの家庭でもありうるのはわかっている。
けれども、やはり寂しい。
人を教育する、善意と理性に秩序が治めなくてはならないところのはずではないか。
経歴も後ろ盾もない無学なオバサンの単なる被害妄想と愚痴と思って、どうか哀れんでくださいな。

このまま梅雨が・・・

2016-07-04 21:32:32 | 空・雲・星・太陽たち
昨日に引き続き今日もかなりな蒸し暑さだった。
6月30日からセミが鳴きだし、今日などはもうすっかりさまになって夏を強烈に演出していた。
青い空と照りつける太陽が、日向に出ると肌をちりちりと焦がす勢いだ。
「もう、このまま梅雨が明けるような気がする・・・」
そう思ったのは、おそらく私だけじゃないだろう。
夕方には暗い雲が押し寄せて夕立の一幕があり、さらにもう夏だと言い張っているようだ。
九州地方は、一手に今季の梅雨の雨量を引き受けた感じがして、大地震の後に更なる苦難続きで、なんとも気の毒としか言いようがない。
もっと平均に雨が降って欲しいと思うけれど、それは古今東西どうにもならない事象なのだ。
辛くとも耐え忍び、人知を尽くして減災に努めるしかないのだ。
過去から、自然から学ぶ謙虚な姿勢に、いまいちど立ち戻ってみてはどうか。
共存共生、人が長らく在り続けるためのキーワードだと思うのだ。