rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

ホッパーの絵が沁みてくるのはなぜだろう

2015-10-18 00:15:50 | アート

The lighthouse at two lights


Corn hill

寂寥感たっぷりのエドワード・ホッパーの絵が、無性に心に沁みてくる。
私の中で涙が溢れ出す。
消えゆこうとするものに惜別を告げているのだろうか。
しばしば起こることではあっても、それが形あるものの宿命とは言えども、多くの貴重な人類の遺産が無残に破壊されている。
相変わらず人は人を苦しめることを止めない。
どう見ても楽観できない状況に向かっている世界を憂いて心が痛む。
それなのにまだ望みを失っていないところに、なけなしの愛が残っているのだろう。
希望を持つのが甘いと言うならば、それこそこのホッパーの絵に漂う何かだ。
だから、心に沁みるのだ。
そして、レイモンド・カヴァーがそれを裏付けていく。


Road maine


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