rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

どんなときも心に花を

2020-05-19 23:10:06 | 植物たち






どちらも芳しく麗しい花。
毎年咲いて、私の心を楽しませてくれる。

今朝、ちょっと気合を入れて向かわなくてはならない仕事に出かけるとき、案の定余裕などなくて、この花たちの存在をすっかり忘れてしまっていた。
どうにか仕事を終えて家に帰り着き、車から降りて玄関へ向かい視線を上げたなら、バラたちの鮮やかな色が目に飛び込んできてハッと気がついたのだ。
なんとも情けない、脆弱なメンタルなのか。
ともすると、こうあるべきだとか、ねばならないとか、極端に断罪したくなるけれど、視点が変わればそれが適用できないのは思い当たることも多かろう。
まずいことは、思考停止してしまい、ひとつの基準によってしまうことではないだろうか。
だからこそ、心にいつも花を宿らせ、殺伐とした景色さえもどこかに美しさを感じゆったりと慈しんでいけるようにしたいものだ。

ジャーマンアイリスもバラも、今は嵐をじっと耐え忍んでいる。
明日の朝には、花びらが痛んでしまっているかもしれないけれど、その美しさの本質を損なうものではなくて、それさえも含んでの存在のすばらしさなのだと思えるようになってきた。
自然に囲まれて生きることは、多くの学びを得られると感謝している。

余談、一昨昨日、庭でカッコーの鳴き声を聞いた。
おそらくここで聞くのは初めてのように思う。
ちょっと驚きの出来事だった。


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