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映画を選ぶ基準、子供と観る場合

2010-12-28 00:19:55 | 映画
自宅で映画を観るときに気を使うことがある。
   ① 残虐な暴力シーンがないこと。
   ② 際どいベッドシーンがないこと。
    
DVDレンタルショップには、たくさんの映画作品が並べられている。
しかし、この二点の問題をクリアする子供と一緒になって観られる作品となると、かなり数が減ってしまう。
もちろん、子供の年齢が上がるに従い、判断基準は緩やかになるが。

東京都の青少年育成条例で、漫画などの表現に規制を設ける云々があった。
自分は、基本的に表現に規制をかけることに疑問を抱く。

人間の欲望には際限がない。
好ましくない表現がなされるのは、止めようがない。
かといって、観たものに不快感を与えるものを放置してよいはずもない。
それらは、しかるべきところで受けての了解を持って提供されるべきだ。
表現の度が過ぎるものは、なおさら棲み分けをしなくてはいけないだろう。

日本の場合、映倫がガイドラインに則って、公に公開してもいい表現と年齢制限付き等の審査を行っている。
これはあくまでも対象者の指針であって、最終判断は鑑賞者や保護者に任せられている。

出版界はどうか?
出版界にも「映倫」的な審査機関があるらしい。

いずれにしても、観る観ないは受けての判断に委ねられているということだ。
それは、自分としては、一向に構わないし、ある意味健全な考えだと思う。

ただし、一般的に年少者が見るに好ましくない、あるいは、一定の嗜好者に偏った一般者が見ると不快に思うものは、展示販売するところを考える必要があるだろう。
日常的に見受けられる映画などのレンタルショップ、書店、リサイクルショップにある商品の配置に、こうした配慮が足りない観がある。
たとえ、同じ店内に置いたとしても、子供の目に付きやすいところには置くべきではない。
大人が取らなくてはいけない、気遣いとして。

「自己責任」という乱暴な言葉で片付けるのは良くないが、大人は子供に対して適切な判断をして、子供を導いていかなくてはいけない。
大人という曖昧な定義と実態を、どこまで信用してよいか難しいが、何もかも「お上」が決めてあげては、我々は家畜同然に陥ってしまおう。

とはいえ、子供と一緒に楽しめる映画を選ぶのは、ほんとうに難儀だ。
アニメを除いたもので、良いと思えたもの。
    ザ・ロード・オブ・ザ・リング
    スターウォーズ
    パイレーツ・オブ・カリビアン
    ハリー・ポッター
    インディペンデンス・デイ
    少林サッカー
偏っているが、いまはこれぐらい。
他に何かお勧めがありましたなら、どうか教えてください。

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