rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

歳をとるのは悪いことばかりじゃないけれど・・・

2015-10-15 22:14:57 | つぶやき&ぼやき
30歳、40歳、50歳(あともうちょっとで)・・・この門を開くたびに、エアポケットに入り込んだかのようにガクンと老いへ急降下することを痛切に感じる。
最近、左腕を上げると方がギュウッと痛くてたまらない。
もしかして、これがあの四十肩なのか。
いや、それだけじゃない、足腰がとにかく痛辛い。
デスクワークの影響もあって、足が半端なく浮腫むのも困りものだ。
目もショボつき、首もバキバキ、なんだか「ハウルの動く城」のソフィーが突然90歳くらいの老婆になったときの感想みたいだ。
ソフィーは一瞬にして歳をとったけれど、自分は徐々に年老いてきているというのにこの違和感に戸惑うとはいったいどういうことか。
それでも、同い年の家人と老いを言い合って受け入れようと努められるから、絶望感は薄いと思う。
生まれたからには、モノの理として老いと死、劣化・風化と消滅は避けて通ることはできない。
動くのが辛くなったり、物忘れがひどくなってきたりと、寂しさは隠しようも無いのは本当のところ。
いいことは、多くの経験したことで、諦観といくらかの寛容さを得たことだろうか。
あと願わくば、死を甘受できるように、穏やかな終末を迎えたいものだ。